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U18日清食品リーグ

U18日清食品 東海ブロックリーグ2024 女子 レポート
自分たちのバスケを徹底した星城(愛知県)が2年連続の全勝優勝

レポート
U18日清食品 東海ブロックリーグ2024

3年目の「U18日清食品 東海ブロックリーグ2024」女子は、9月12日に開幕し、11月24日に1回戦総当たりのリーグ戦の全日程を終えました。星城が昨年に続いての全勝優勝で連覇を果たしています。

「U18日清食品 東海ブロックリーグ2024」が開幕した8月12日は、インターハイ終了の3日後でしたが、インターハイに出場していない星城は準備万端でした。初戦でインターハイ8強進出を果たした四日市メリノール学院(三重県)を撃破すると、そのまま次々と勝ち星を重ねます。9月23日の最終戦の相手はインターハイ16強の浜松開誠館(静岡県)。オーバータイムに入る激闘となりましたが、足を使った堅固なディフェンスを最後まで貫いて68-63と競り勝ち、7戦全勝の優勝を決めました。

キャプテンを務める大林蒼空選手は、「私たちは桜花学園(愛知県)に勝つことを目標にしています。本気でそれを目指すには、リバウンドやルーズボール、泥臭い部分を全員で一生懸命にやる、当たり前のことをどれだけ徹底できるかを全員で意識していました」と話します。

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鷲野鋭久ヘッドコーチが指導するようになって急速に実力を伸ばす星城は、「U18日清食品 東海ブロックリーグ2024」に特別なテーマを掲げたわけではありません。相手がどんなチームで、どんな戦い方をしてきても関係なく、自分たちのバスケにフォーカスしてきました。堅守速攻を掲げるチームは多いですが、チームでボールを繋ぎ、全員が一生懸命走りながらも、それ以上にボールを走らせるバスケを突き詰めました。

それと同時に大林キャプテンは「2連覇が懸かっていることは意識していました。優勝はもちろん、全勝で優勝できたのがすごくうれしいです」と言います。

表彰式は男子優勝の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18とともに、B.LEAGUEの名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs三遠ネオフェニックスのハーフタイムに行われました。チーム全員でドルフィンズアリーナに来てプロの試合を観戦し、多くの観客にタイトル獲得を祝福されたことは、新たなモチベーションになりました。

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安城学園(愛知県)と浜松開誠館は5勝2敗で並びました。安城学園は星城と同じ愛知県で、全国大会で圧倒的な実績を誇る桜花学園の存在を意識しながら、高い目標を持って日々の練習に取り組んでいます。この「U18日清食品 東海ブロックリーグ2024」での目標はシンプルに「勝つこと」。強豪チームとの接戦を勝ち切る勝負強さを、この7試合を通して身に着けました。

浜松開誠館はエースの後藤音羽選手が代表活動に参加するなどチーム全員が揃わない中で、戦力の底上げを意識しながら戦って5勝を挙げています。下級生も積極的にコートに送り出して経験を積ませ、チームの底上げに成功しています。

四日市メリノール学院はインターハイでベスト8進出を果たしましたが、「U18日清食品 東海ブロックリーグ2024」では5位に終わりました。この大会の目的を「育成」と言い切る稲垣愛ヘッドコーチは、これまで出場機会の少なかった選手をスタメンとしてコートに送り出します。チャンスを与えられた全員が自分の強みを発揮しようと奮闘。稲垣ヘッドコーチは「全員がチャンスをモノにしようと必死になるので、練習の雰囲気もすごく良くなります。それがこの大会の一番ありがたいところです」と語りました。

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U18日清食品 東海ブロックリーグ2024 女子 順位表

1位 7勝0敗 星城(愛知県)
2位 5勝2敗 県立岐阜商業(岐阜県)
3位 5勝2敗 浜松開誠館(静岡県)
4位 5勝2敗 安城学園(愛知県)
5位 3勝4敗 四日市メリノール学院(三重県)
6位 2勝5敗 県立いなべ総合学園(三重県)
7位 1勝6敗 沼津市立沼津(静岡県)
8位 0勝7敗 県立岐阜農林(岐阜県)

「U18日清食品ブロックリーグ2024」 会場での観戦情報

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