• 日清食品
  • カップヌードル

U18日清食品リーグ

U18日清食品トップリーグ2024 出場チーム紹介

プレビュー
U18日清食品トップリーグ2024

男女ともに8月31日(土)、9月1日(日)からアダストリアみとアリーナ(茨城県水戸市)で開幕する「U18日清食品トップリーグ2024」。本大会は最終週の試合のみチケット販売を予定しており、その他の日程は事前のチケット申し込み(無料)で観戦いただけます。また、「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」(提供:ソフトバンク株式会社)での全試合ライブ配信も決定しています。約2か月半の間、U18世代のトップチームたちによる熱い戦いをより楽しむためにも、ここでは今シーズンの出場チームの特長を紹介します。

U18日清食品トップリーグ2024(男子)出場チーム紹介

6月の関東大会、決勝で日本航空を下し6年ぶりに優勝を飾った八王子学園八王子。絶対的エースは、FIBA U18 アジアカップ 2024(9月2日開幕)の代表候補にも選ばれている十返翔里選手で、関東ブロック大会準決勝では42得点、決勝では35得点をたたき出しました。高さと機動力を兼ね備え、スピードに乗ったときの1on1はなかなか止められません。また、司令塔の平原侑真選手も速い展開を得意とし、独特のリズムでアシストや得点を量産するチームのキーマンです。インターハイでは、全国制覇を目指して臨むも無念のベスト16敗退。初出場となるU18日清食品トップリーグ2024では、悔しさを晴らす飛躍に期待です。

「凡事徹底」を合い言葉とし、ディフェンスとリバウンドに注力しながら速い展開のバスケを繰り出す開志国際。今年の核となるのは、ダブルキャプテンの平良宗龍選手と清水脩真選手です。平良選手が巧みなテクニックを武器にオフェンスをけん引すれば、清水選手はリーダーシップと勝負強さを生かしてそれを支えます。また、内外角を問わず得点できるネブフィ ケルビン シェミリー選手や、FIBA U16アジア選手権大会2023出場、FIBA U18 アジアカップ 2024(9月2日開幕)の代表候補にも選ばれている千保銀河選手も、チームに欠かせない経験豊富なメンバーです。昨年はU18日清食品トップリーグ2023で全勝優勝しただけに、今年は連覇なるか注目です。

ここ2年間、次々にチームの歴史を塗り替えている美濃加茂。昨年のウインターカップでは創部初のベスト8を達成し、今年のインターハイでは開志国際や福岡大学附属大濠を破って男子では岐阜県勢初の決勝進出を果たしました。チームの軸となるのは、昨年からスタメンを務める後藤宙選手、エブナ フェイバー選手、深見響敏選手の3人。また、昨年までなかなかプレータイムを得られなかった藤田大輝選手と関健朗選手がダブルキャプテンに任命されたことで成長を遂げ、穴のない布陣となりました。初めてのU18日清食品トップリーグ2024でも、大暴れしそうな注目チームです。

主力に下級生も多い中、インターハイではベスト8に入り貴重な経験を積んだ藤枝明誠。司令塔の野田凌吾選手、大黒柱のボヌ ロードプリンス チノンソ選手という“3年生ホットライン”が土台となり、下級生ながら得点力のある野津洸創選手や渡邊聖選手が積極的にプレーします。野田選手を起点とした堅守速攻のスタイルが持ち味で、どこからでも点が取れるチームです。昨年のU18日清食品トップリーグ2023では、ロードプリンス選手がケガで長く離脱していたことも影響し、8チーム中7位という悔しさを味わいました。今年は万全を期して、優勝とチームのさらなる成長を目指します。

U18日清食品トップリーグ2024初出場の京都精華学園は、昨年のウインターカップで初出場ながらベスト16入り。今年は2月の近畿高等学校バスケットボール新人大会で優勝、6月の近畿ブロック大会で準優勝と、インターハイには出場していないものの高い実力を誇ります。今年は舵取り役となる長身PG・東郷然選手を筆頭に、上野叶翔選手、新開温矢選手、ソロモン・レイモンド選手ら、経験豊富なメンバーが3年生になりました。連係プレーはもちろん、個人の突破力にも優れた選手たちが、サイズと体の強さを生かして多彩なオフェンスを展開します。女子部同様に中学からの内部進学生も多く、U15世代から全国経験も豊富です。

昨年のインターハイで準優勝、そして今年のインターハイで念願の初優勝を飾った東山。瀬川琉久選手、佐藤凪選手、中村颯斗選手の“新三銃士”が、オフェンシブなチームを引っ張ります。中でも瀬川選手は、多彩な攻撃レパートリーを持つ絶対的エース。厳しいマークをものともせず、大量得点を挙げることも珍しくありません。また、南川陸斗選手やシックススマンの松島慎弥選手、小野寺星夢選手といった3年生たちも、インターハイでは優勝に欠かせない献身が光りました。2年連続の出場となるU18日清食品トップリーグ2024では、インターハイに続く今季2冠目なるか、目が離せません。

2010年から片峯聡太コーチが指揮を執り、「日本一カッコ良く素敵なチーム」を目指している名門・福岡大学附属大濠。今年は下級生の頃から経験を積んできた渡邉伶音選手、湧川裕斗選手、高田将吾選手といった華やかなメンバーが最上級生となり、“勝負の年”を迎えました。さらに今年は3年生スコアラーの見竹怜選手も頭角を現し、ゲームをコントロールする榎木璃旺選手、ガッツあふれるプレーが光る勝又絆選手ら2年生も頼もしい存在へと成長中。地元開催のインターハイは3位という結果でしたが、このU18日清食品トップリーグ2024ではさらなる高みを狙います。

昨年のウインターカップで優勝を飾った福岡第一。“堅守速攻”のスタイルを得意とし、過去には男子日本代表の河村勇輝選手ら、多くの名ガードを輩出してきた伝統校です。今年は双子の2年生、宮本聡選手と耀選手が激しいディフェンスからアップテンポな展開を作り出し、3年生の八田滉仁選手や宇田ザイオン選手が果敢にシュートを狙います。また、インサイドで体を張るサー シェッハ選手もチームに欠かせない存在です。今年の夏には、地元開催のインターハイで3位の成績を残しました。U18日清食品トップリーグ2024では、2年ぶりの王座奪還を見据えています。

U18日清食品トップリーグチーム紹介

U18日清食品トップリーグ2024(女子)出場チーム紹介

過去2年間はインターハイとウインターカップともに出られず、悔しい思いが続いてきた昭和学院。しかし今年は、FIBA U16女子アジア選手権大会2023に出場した山下笑伶奈選手を筆頭に、経験豊富なメンバーが最上級生となり、関東ブロック大会優勝、2年ぶりのインターハイで3位入賞と、大躍進を見せています。山下選手は181cmの長身を誇り、留学生とのマッチアップなどで体を張るインサイドの要。また、3年生のみならず、司令塔の藤松柚乃選手やオールラウンダーの石井杏奈選手など、2年生もカギを握る存在です。2年ぶりの出場となったU18日清食品トップリーグ2024で、どんな戦いを見せるか注目です。

毎年、足を鍛えて粘り強いディフェンスを繰り出し、相手をロースコアに抑えて勝利をさらう岐阜女子。今年もそうしたディフェンシブなカラーを持ち、オフェンス面では5人が満遍なく得点します。中でも軸となるのが、司令塔の林琴美選手、ディフェンダーの安藤美優選手、大黒柱のディヤイ ネイ選手という3年生トリオ。また、得点力のある杉浦結菜選手や三宅香菜選手、セカンドガードの小松美羽選手といった2年生がチームを勢い付けます。インターハイでは接戦を勝ち切って決勝に進出したものの、惜しくも準優勝。このU18日清食品トップリーグ2024では初優勝を狙います。

桜花学園は、名将・井上眞一コーチの指導のもと、インターハイ優勝25回、国体優勝22回、ウインターカップ優勝24回と、71度の全国優勝を誇る日本随一の名門校。このU18日清食品トップリーグにおいても、2年前に初代女王に輝きました。今年のインターハイは京都精華学園に惜しくも敗れて3回戦敗退にはなりましたが、優勝チームと遜色ない実力を示したことは確かです。今年のチームを引っ張るのは、キャプテンであり泥臭く体を張れる深津唯生選手。また、スコアラーの阿部心愛選手、インサイドの要となる白石弥桜選手も、勝利のカギを握る存在です。

昨年はインターハイ、U18日清食品トップリーグ2023、ウインターカップを全て制し、今年のインターハイも重圧をはねのけて3連覇を飾った京都精華学園。去年の3年生の抜けた穴は大きいものの、今年は全学年が一丸となり、相手に的を絞らせません。苦しいときこそチームを引っ張るのが、林咲良選手とユサフ ボランレ アイシャット選手の“ホットライン”。また、要所で3ポイントシュートを決める橋本芽依選手、高いディフェンス力を誇る桃井優選手も、経験豊富で冷静な状況判断が光ります。怖いもの知らずのルーキー満生小珀選手ら、流れを呼び込む下級生の活躍も必見です。

近年すさまじいスピードで頭角を現し、京都府の2番手に着ける京都両洋。強気なゲームメイクが売りの司令塔・岡田彩葉選手、エーススコアラーの木谷夢菜選手、大黒柱のヴィクトリア ウビ オコイ選手と、各ポジションに揺るぎない軸を持ち、運動量豊富なシューター陣が脇を固めます。ディフェンス面では、激しくプレッシャーを仕掛けるアグレッシブなスタイルが持ち味です。今年はインターハイ京都府予選と近畿ブロック大会の決勝で、それぞれ京都精華学園相手に2点差の大接戦を演じました。インターハイは不出場ですが、初出場のU18日清食品トップリーグ2024で底知れぬ実力を見せてくれるはずです。

昨年の主力メンバーがほとんど卒業し、大阪薫英女学院は下級生主体のチームへと様変わりしました。攻防の要となるのは、昨年度からただ一人スタメンを務めている2年生の三輪美良々選手。また、1年生にして司令塔に抜てきされた杉山もも選手も、小柄ながら堂々としたゲームメイクを見せる注目選手です。ベンチには、得点力のある3年生たちが控えており、試合の流れを変える頼もしい活躍を見せています。伸びしろのある選手が多く高いポテンシャルを秘めており、長丁場のU18日清食品トップリーグ2024を戦いながらさらなる進化を遂げるはずです。

今年の夏、福岡県2位で出場した地元開催のインターハイで3位に入った東海大学付属福岡。準決勝では岐阜女子相手に1点差の好ゲームを演じ、あと一歩で決勝進出というところまで相手を追い詰めました。主力はセンターのチャラウ アミ選手以外、全員1、2年生ですが、秘めた爆発力は相手チームにとって大きな脅威となっています。中でも、東口紅愛選手、浜口ゆず選手、根間芙奈選手は、ここぞという場面で得点できる2年生スコアラーたち。サイズはないものの、激しいディフェンスから機動力を生かして速い展開に持ち込み、自分たちのリズムを作ります。

インターハイで8強入りを果たした慶誠。軸となるのは、“コート上の指揮官”のように仲間を引っ張るPGの岸希選手と、留学生の中でも屈指のスキルを持つジョバ ロー選手です。2人は1年生の頃から活躍してきた注目のコンビですが、昨年はロー選手が膝のケガで長期離脱。ただ、その間に平面バスケに磨きをかけ、チームの底上げを図ってきました。ロー選手が本格的に復帰したのがインターハイ開幕まで1か月を切った時期だったことを考えても、チームはまだまだ発展途上です。初出場のU18日清食品トップリーグ2024では、さらに完成度の高いバスケットを披露するでしょう。

U18日清食品トップリーグチーム紹介

それぞれに強みや特長を持った男女各8チームが総当たり戦を戦うU18日清食品トップリーグ2024。国立代々木競技場第二体育館で11月16日(土)、17日(日)に行われる最終週の試合まで約2か月半の間、U18世代トップチーム同士の見逃せないゲームが目白押しです。日本中を“沸かす”U18世代国内最高峰の戦いを、ぜひ会場または配信にてご観戦ください。

この記事をシェアする

プレビュー一覧へ戻る