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U18日清食品リーグ

3連戦の3日間を経て手応えを得た北陸「強豪相手にも戦える時間帯はある」
北陸 #6 阪井 翔

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

ノーリツアリーナ和歌山で行われた「U18日清食品トップリーグ2023」の第2週。3日間を締めくくる最後のゲームは、東山(京都府)と北陸(福井県)の対戦となりました。インターハイで1回戦敗退だった北陸にとって、同大会準優勝の東山は胸を借りて力を試す絶好の相手。挑戦者として真っ向から挑みました。

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序盤は接戦となりますが、第1クォーター中盤、速い展開を出した東山が#5瀬川琉久選手のバスケットカウントなどで一歩抜け出しました。追う展開となった北陸も、#4木下遥陽選手の3ポイントシュートやドライブでしぶとく追走します。東山の#12飯田流生選手にブザービーターを決められ第1クォーターを終えて7点ビハインドとなりますが、北陸は第2クォーターから#6阪井翔選手の強気なシュートなどで反撃。38-39と、1点差に縮めて前半を終えました。

後半、逆転を狙う北陸ですが、流れは再び東山に傾きます。瀬川選手がスティールから得点を量産し、第3クォーターだけで12得点。11点差で入った第4クォーターも、北陸は#13平澤友真選手のシュートなどで挽回を図るものの、東山#13佐藤凪選手らの得点ラッシュに遭い、状況を覆すには至りません。最終的に、69-86で試合終了となりました。

 試合後、「選手たちはよく頑張りましたが、まだまだ宿題だらけです。課題を持ち帰って修正したい」と語ったのは北陸の久井茂稔コーチです。3日間で3連戦を戦い結果は1勝2敗。初戦は中部大学第一(愛知県)に1点差で勝ち切ったものの、開志国際(新潟県)、東山には完敗でした。選手それぞれに好不調の波もあり「荒波におぼれている感じです」と久井コーチは苦笑いします。

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ただ、その中でもコンスタントに活躍して「ある程度は計算できるようになってきた」と久井コーチに言わしめたのが、木下選手&阪井選手の3年生2ガードです。特に阪井選手はインターハイまで控えの立場でしたが、ハードなディフェンスと周りへの声かけなどで頭角を現し、今大会からスタメンに。阪井選手いわく「北陸といえばガードのイメージがあり、その北陸のユニフォームを着て自分もプレーしたかった」とのことで、地元・東京を離れて挑戦し、3年目にして正ガードの座を勝ち取りました。スタメンに入ってからは「ディフェンスだけでなく、得点に絡むことも意識しています」と攻撃への意識も高まっているようです。

阪井選手は「全国3位や2位のチームと戦えて、良い経験になりました。この夏はほかの練習試合も含め、強豪相手に負けてはいるのですが、戦える時間帯はありました。今後は自分たちの良さを40分出して、勝ち切れるようにしたい」と、手応えと課題を語ります。

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#7和田拓磨選手や#11ムトンボ カベヤ エノック選手、平澤選手といった2年生の爆発力はチーム浮沈の大きなカギですが、それを支える3年生の安定感も、今年の北陸を語る上で欠かせないもの。阪井選手は「木下と2人でチームを引っ張っていきたい」と強い自覚を口にしていました。

「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。(※バスケットLIVEはシステムメンテナンス等により、一部試合のライブ配信が行われない場合があります。)
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非配信にてご観戦ください。

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