2024.08.30

「U18日清食品北海道ブロックリーグ2024」
レバンガ北海道 U18を含む9チームが初のリーグ戦に出場！

プレビュー

U18日清食品北海道ブロックリーグ2024

「U18日清食品北海道ブロックリーグ2024」初開催

初開催となる「U18日清食品北海道ブロックリーグ2024」は8月31日と9月1日に滝川市スポーツセンター第1体育館で開催されます。2日間で男子10試合、女子6試合の計16試合を実施します。出場チームは北海道バスケットボール協会から推薦された男女各4チームに、男子ではB.LEAGUEクラブ U18チームとしてレバンガ北海道 U18が加わります。

いち早く夏の終わりを迎える北海道ですが、「U18日清食品北海道ブロックリーグ2024」を戦う高校生たちがまだまだ北海道を熱くします。

インターハイ予選王者の駒澤大学附属苫小牧に注目

男子はインターハイの北海道予選決勝リーグを戦った駒澤大学附属苫小牧、旭川龍谷、白樺学園、東海大学付属札幌とレバンガ北海道 U18の5チームが出場します。

近年の北海道高校バスケをリードする存在が駒澤大学附属苫小牧です。8月24日、25日に行われた天皇杯の北海道予選ではカテゴリーが一つ上の北海道大学、そして北海道バスケの雄、宮田自動車を破る快進撃を見せました。道外からも有力選手が集まる中でも、全国中学校体育大会で準優勝を経験している2年生の宮森昊太選手には、この大会でさらなるステップアップが期待されます。

そこに続くのは、8月に開催されたインターハイに初出場を果たした旭川龍谷。こちらも天皇杯北海道予選を戦っており、旭川地区出身のメンバーを中心に道内の強豪チームに挑みます。白樺学園と東海大学付属札幌にも道内の名門校としての意地があります。インターハイ予選で激突したチーム同士が、どんな戦術、戦略で各チームがこの「U18日清食品北海道ブロックリーグ2024」を戦うのかも注目ポイントです。

B.LEAGUEのユースチームでトップを走るレバンガ北海道 U18の戦いぶりにも期待が集まります。レバンガ北海道 U18は、B.LEAGUEのユース大会で多くのタイトルを獲得する強豪です。その中心となった1期生は卒業しましたが、すでにユース特別枠としてB.LEAGUEのコートに立っている阿部竜大選手がどんなプレーを見せるのかに注目です。

レバンガ北海道 U18にとって高校チームとの公式大会は初めてで、「U18日清食品北海道ブロックリーグ2024」のタイトルをつかむことは大きな意味と価値があります。この大会が北海道のバスケットボールシーンに新たな可能性をもたらします。

北海道の戦力図を変えた日本航空北海道

女子もインターハイの北海道予選決勝リーグを戦った4チーム、日本航空北海道、酪農学園大学附属とわの森三愛、札幌東商業、帯広大谷が出場します。創部2年でありながら2年連続で全国大会に出場した日本航空北海道が中心となることが予想されます。

日本航空北海道は2年生チームですが各ポジションに優れた選手が揃い、特にインサイドでは留学生を含めたサイズのある選手が力を発揮して全国でも確かな爪痕を残してきました。ガード陣にもスピードがあり、攻撃力の高い選手が揃う中で、女子U15ドイツ代表歴を持つ庵原有紗選手をフィニッシャーとした多彩な攻撃を見せます。一方で、対峙する3チームが日本航空北海道をどのようにディフェンスし、自分たちのリズムに持っていくかの駆け引きにも注目です。

札幌東商業はインターハイ北海道予選で札幌山の手を撃破して勢いに乗るチームです。帯広大谷も昨年から現在の3年生が主力となって激戦の十勝ブロックを勝ち抜き、北海道大会を戦ってきた経験値の高いチームだけに、拮抗した試合が予想されます。それぞれチームの完成度が高く、伸び代もあるだけに、短い大会期間の中でも成長を遂げるチーム、選手の出現が期待されます。

「U18日清食品北海道ブロックリーグ2024」の初代王者がどこになるのか。インターハイ予選で一度激突したチーム同士の戦いが多いだけに、選手個々のパフォーマンスだけでなく、ベンチメンバーを含めたチームとしての戦い方、コーチ陣のスカウティングを含む駆け引きからも目が離せません。「U18日清食品北海道ブロックリーグ2024」では、トーナメント形式の大会とは異なる一定の試合数が確保された中で競技に取り組み、これまでとは異なる習慣を身につけ、試合に臨む準備を反復できる仕組みを構築することで、さらなる競技力の向上を目指しています。熱く戦う選手たちを、是非会場でご覧ください。