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U18日清食品リーグ

今野瑛心「自分一人でもチームを引っ張って」仙台大学附属明成(宮城県)

令和8年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)での仙台大学附属明成(宮城県)は、3回戦で尽誠学園(香川県)に大苦戦を強いられながらも、第4クォーターを25-16と盛り返しての逆転勝ちを収めました。勝利の立役者となったのは、23得点14リバウンド5スティールと、そのすべてで両チーム最多のスタッツを叩き出した今野瑛心選手です。

今野選手は男子U17日本代表の一員として「FIBA U17バスケットボールワールドカップ2026」に参加。14位という悔しい結果に終わったものの、泥臭いプレーでチームを支え、高いレベルで攻守の戦術を遂行する安定感で高い評価を受けました。ですが、今の仙台大学附属明成は主力を務める3年生が今野選手ただ一人。彼が代表参加する間にチームの成長は思うように進みませんでした。

7月31日(木)に行われた福岡大学附属大濠(福岡県)との準々決勝では、第1クォーター終盤に突き放されると押し返せず、59-88の大敗を喫しました。代表チームの仲間を数多く擁するチームとの対戦とあって今野選手は気合い十分でしたが、「気持ちで負けたら絶対に負けてしまうと思って、勝つという気持ちで最後までやり続けたのですが、まだまだ力が足りませんでした」と悔しさを噛み締めました。

「技術ではあちらが圧倒的。僕たちはディフェンスやリバウンドなど泥臭いところで勝つしかありません。ロースコアゲームに持ち込めるよう、そこをもっと突き詰めたいです」

本来であれば、3年生になった今年は勝負の年。本音を言えば、他の同期にももっとチームを引っ張ってほしいところでしょう。今野選手は一時期、そのことに思い悩んだそうですが、今は気持ちを切り替えて下級生を引っ張ろうとしています。インターハイでも試合中はもちろん、試合前後から大きな声で仲間を鼓舞する様子が見られました。

畠山俊樹ヘッドコーチから掛けられた「空元気でいいからとりあえず声を出せ。そうすれば必ず自分たちのエネルギーになる」という言葉を今野選手は実践していました。「自分たちはまだコミュニケーションも全然取れないチームでしたが、ああやって声を出すことで良い形のディフェンスもできるようになってきました。これを練習でも続けていきます」と今野選手は『空元気』の効果を説明します。

「俊樹さんから『声を出せ』と言われないところでも自分から声が出るようになってきています。まだまだ足りませんが、3年生である自分が下級生チームをもっともっと引っ張っていきたい。そうすることで人間性も成長できると思っています」

そんな今野選手と仙台大学附属明成の挑戦は「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」へと続きます。昨年大会では今野選手がケガで出場できなかったものの、上級生主体のチームで4勝3敗の4位となり、残留を決めています。今年は下級生チームの成長にフォーカスしながら勝利を目指します。

「去年はケガで出られなかった自分としては、初めての大会になるのでワクワクしています」と今野選手は言います。「すごく成長できる場だと思っていて、自分以外の3年生が絡んでいければもちろんベストですが、自分一人でもチームをまとめて、もっともっと引っ張って、来年の出場権を後輩たちに与えられるように頑張りたいです」

畠山ヘッドコーチは「しっかり準備して戦うことで、勝っても負けても何らかのきっかけが見付かります。そうやって自分たちの課題が何なのかしっかり分かれば解決していけます」と、挑戦を繰り返す中でチームのさらなる成長を引き出そうと考えています。

仙台大学附属明成の「U18日清食品トップリーグ2026 Div.1」初戦は9月20日(日)、北陸学院(石川県)との対戦となります。ここから11月15日の最終戦まで、下級生チームは自らの可能性に向き合います。

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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報

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