大阪薫英女学院(大阪府)は昨年のウインターカップで初優勝を果たしました。その時の準決勝で破った相手が京都精華学園(京都府)です。令和8年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)、8月1日(土)に行われた準決勝は、その再戦となりました。もっとも、1カ月前の近畿ブロック大会の決勝で両者は対戦しています。その時はリベンジに燃える京都精華学園が勝利。大阪薫英女学院にとっては今回がその借りを返す機会でしたが、58-67で敗れました。
昨年のエースだった三輪美良々選手の後を継いで、相手の強力な留学生プレーヤーと渡り合うのは、昨年から主力を務める細澤幸生選手です。大会の勝負どころとなる準決勝、相手は京都精華学園とあって、否が応でも気合いが入るところですが、細澤選手は足首の腱を痛めていました。
2日前の岐阜女子(岐阜県)戦でケガをして、続く浜松開誠館(静岡県)戦を欠場。細澤選手の代役を務めた吉田沙希選手もこの試合でケガをしてしまいました。京都精華学園との試合では、何とかプレーできる状態までコンディションを戻した細澤選手が攻守ともに大きな役割を背負って奮闘するも、最後はファウルアウトでコートを去ることになりました。
試合後、細澤選手は悔しさをこう噛み締めます。「留学生の高さは止められないので、そこでやられても自分たちがそれ以上に点を取るプランでしたが、得点が止まってしまいました。そこでベンチに下がることになって、情けない気持ちでいっぱいです」
主力の2人が相次いでケガをする中で、京都精華学園を相手に最後まで戦えたことは、「ケガさえなければもっと良い戦いができた」という点で自信になります。それでもチームの目標は、あくまで地元開催の大会で優勝することでした。
「優勝できず3位になってしまったのですが、会場の雰囲気が大阪薫英女学院のホームみたいな感じで、観客の皆さんの応援は力になりました。こういう悔しい結果に終わってしまったんですけど、この結果をしっかり受け止めて、この悔しさをポジティブに変えていかなければいけないと思っています」と細澤選手は言います。
その悔しさをぶつける舞台が「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」です。「やっぱり自分たちが50点台、60点台に止まってしまうと勝てません。100点を目指すバスケをしたいので、全員が15点以上、できれば20得点取れるチームでなければいけないと思います。その中で私はもっと得点を取らなきゃいけないと強く思います。外回りの3人だけでは打開しきれないので、自分がもっと積極的に得点を狙いたいです」
細澤選手は去年のエース、三輪選手の活躍するイメージを追い掛けています。「ポジションは違いますが、三輪さんは外からでも中でもバランス良く得点を取れて、調子が悪くても20得点、調子が良ければ30得点取れる、まさにチームの大黒柱でした」
「ウインターカップの決勝は三輪さんだけで勝てたぐらいに思っていて、やっぱりそこが抜けてからずっと苦しいですし、三輪さんの代わりは私がやらなければいけないと思っています。ですが、そこで自分の得点が止まってしまって、今日の結果を生んでしまいました」
大変なことは分かっていますが、それでも自分にプレッシャーを掛けて、もう一つ上のレベルへと突き抜けなければいけない。今がその時だと細澤選手は考えています。「これまではディフェンスやリバウンドの泥臭いところでチームに貢献していましたが、これからはそれに加えてオフェンス面、得点を取ることでチームに貢献して、コンスタントに20得点できる選手になりたいです」
真のエースへと突き抜けられるか。細澤選手にとって「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」の7試合は、自分自身との戦いとなります。大阪薫英女学院の「U18日清食品トップリーグ2026 Div.1」初戦は、8月29日(土)、アダストリアみとアリーナでの福井工業大学附属福井(福井県)との試合になります。その翌日には京都精華学園と対戦。インターハイの借りを返すチャンスは、すぐにやって来ます。
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報
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