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福元源士「チーム全員の気持ちを引き出したい」鳥取城北(鳥取県)

令和8年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)での鳥取城北(鳥取県)は、エースの福元源士選手が1回戦の瓊浦(長崎県)戦でケガを負うアクシデントに見舞われました。接触を受けてコートに倒れた際に右手首を強打。その瞬間は「アドレナリンが出ていて痛くありませんでした」とのことですが、時間が経つにつれてパスを受けるだけでも激痛が走るようになりました。

試合終盤はプレーせず、試合が終わるとすぐに病院へ。レントゲンを撮る間、「折れていてもプレーする」と決意していたと福元選手は言います。幸いにも骨折はしておらず、福元選手は翌日の東海大学付属諏訪(長野県)戦、続く福岡大学附属大濠(福岡県)戦に出場しました。それでも、右手首の痛みは引かず、ドリブルもシュートも利き手ではない左手でのプレーを強いられます。

「痛みはありましたが、試合に出ている以上は言い訳にしたくありません。自分はキャプテンでエースをやらせてもらっているので、試合に出ないという考えは全くなかったです。左手だけでも気合いでプレーするつもりでした」

鳥取城北は去年のインターハイ王者ですが、下級生で主力だったのは福元選手のみ。今年のチームでは試合経験の少ない仲間を引っ張ることが求められます。東海大学付属諏訪戦の前半は攻守ともに噛み合わず大苦戦を強いられ、ハーフタイムに福元選手は「絶対勝つという気持ちを表に出してプレーしよう」とチームメートを鼓舞しました。結果、第3クォーターに逆転して勝利をつかみました。

この逆転勝利でチームは勢いに乗り、最終的に大会を制す福岡大学附属大濠との試合でも大健闘を見せます。福元選手は右手が使えず、3ポイントシュートは10本打ってすべて失敗の8得点に終わりましたが、留学生のフィリモン・ホムタワ・タルモン選手がゴール下で福岡大学附属大濠の高さと渡り合い、そこからブレイクを繰り出します。最後は70-82で敗れるも、戦う姿勢を前面に押し出しせたという自信を得られました。

「普段通りにやっても勝てない大濠を相手に、当たって砕けろという気持ちでした。点を入れられてもすぐ走って入れ返して、またディフェンスで頑張る。自分たちは負けても失うものがないので、『いけいけ!』という感じで思いきり戦えました。そうやって一生懸命やればどこが相手でも戦えるということが分かりました」

「ケガがなければ勝てた」というのは、偽らざる本音でしょう。その気持ちを、8月22日に開幕する「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」にぶつけます。

「大濠戦のようなインテンシティの高いプレーをここからどの試合でもやれるように。そのためにチーム全員の気持ちを引き出したいです。普段の練習の雰囲気からもっと良い方向に変えていって、細かい部分の甘さを修正できれば、もっとチームは強くなれます」

インターハイを終えて、手首の治療のために少し休むことになりますが、8月22日(土)の柳ヶ浦(大分県)戦、翌日の藤枝明誠(静岡県)戦に福元選手は照準を合わせています。「勝つことはもちろんですが、内容にもこだわって、毎試合毎試合で『成長したな』と全員が思えるようなゲームをしたいです」

前からプレッシャーを掛けて相手の時間を削り、最終的には24秒いっぱいまで使わせてタフショットに追い込み、そこからトランジションに転じる。これが鳥取城北の理想とするスタイルです。「失点を60点以内に抑えて、そこから走ること。オフェンスではフリーのシュートをしっかり打たせることです。シュートが入らなくて負けるのは仕方ないとしても、そのシュートまでの過程はチームで緩みなく作りたいです」

福元選手は、去年のU18日清食品トップリーグでもチームの大きな成長を感じたと言います。「福岡第一(福岡県)との試合で狙い通りのトランジションができて、すごく自信を得られたし、そこからチームがどんどん良くなっていくのが感じられました。今のチームはもっと伸びしろがあるので、今回も良い成長に繋げたいです。先輩たちが残してくれたU18日清食品トップリーグを後輩たちに繋ぐことも大事だと思っていて、そこはプレッシャーも感じますが、頑張って結果を残したいです」

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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報

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