精華女子(福岡県)は県予選の決勝で東海大学付属福岡(福岡県)に敗れ、令和8年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への出場を逃しました。この試合は終盤までもつれ、最後のシュート1本が決まるか決まらないかの差で勝者が決まる大接戦。これを制した東海大学付属福岡は、インターハイの決勝まで駆け上がりました。
6月21日の福岡県予選決勝で敗れてから1カ月半、精華女子は基礎的なスキルの習得に立ち返り、東海大学付属福岡との試合で見えたフィジカルの弱さを克服するための身体強化に努めてきました。夏休みに入ると、福岡第一(福岡県)は同じくインターハイ出場を逃した強豪校との強化試合を繰り返しましたが、精華女子はこれとは対照的に、近隣のチームや中学生を招いての合同練習を積極的に実施。選手たちが中学生に『教える』ことで、ファンダメンタルをあらためて確認するという取り組みを行いました。
昨年の精華女子はエースのアキンデーレ タイウォ イダヤット選手を始め、試合に出るほとんどの選手が3年生でした。今年のチームは試合経験が足りないことで、試合の中で気持ちの弱さが出ていました。スキルとフィジカルは練習で強化できますが、接戦を勝ちきる強いマインドは試合の中で育むものです。
大上晴司ヘッドコーチは「インターハイを経験した強いチームと、ああいう緊張感のある会場で試合をして、そこで自分たちのマインドをどれだけコントロールできるかが問われます。ウチにとって非常に大事な7試合になります」と、「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」のレベルの高い試合の中で、チームが本当の実力を身に着けることを願っています。
そのチームをまとめるキャプテンが谷山憩選手です。試合にはあまり絡みませんが、下級生まで含めてチーム全体に目を配り、コーチ陣と選手たちを繋ぐコミュニケーション能力でチームに欠かせない存在となっています。「私はベンチに座って試合を見ている時間の方が長いのですが、それでもチームを勝たせる役割はあると思っています。U18日清食品トップリーグの戦いを通じて、チームが強くなっていき、勝つことに自分らしく貢献したいです」と、大会への抱負を語ります。
昨年のU18日清食品トップリーグで、谷山選手は試合に出る機会がなかったどころか、ベンチ入りの15人に入ることもありませんでした。だからこそ彼女は開幕を心待ちにしています。「私は去年一度もメンバーにエントリーされなくて、まず会場に行ったことがないんです。そこに自分が参加できることにとてもワクワクしています。チームとしては夏休みの期間で本当に基礎のところからしっかり練習し直したので、その成果を強豪相手にどう発揮できるかが楽しみです」
取材をした日も、地元のU15クラブチームとの合同練習が行われていました。「中学生や高校生がたくさん私たちの体育館に来てくれて、一緒に練習しています。自分たちの練習とは違うメニューをやったり、自分たちが教える立場に回ることで気付くこともありますし、その練習自体を何のためにやっているかの理解度も高まっています。その中で私たち一人ひとりの課題も明確になるし、チームが成長しているのを感じます」
大上ヘッドコーチが指摘するメンタルの部分、試合の勝敗を分ける場面でどれだけ精神的な強さを発揮できるかは、「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」のような強豪相手の試合でしか証明できません。
「日頃の練習環境の中で、いかに勝敗の決まる状況を意識してプレーできるか。それに尽きると思います。インターハイ予選で負けてから、練習でみんなが出すエネルギーの質が変わってきたと感じます」と谷山選手は言います。
その成長をぶつける機会が「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」です。開幕2戦目の8月30日(日)、アダストリアみとアリーナでは東海大学付属福岡との対戦が控えています。「インターハイで決勝まで勝ち上がった戦いぶりは見ていました。同じ福岡県勢として応援しながら、『先に日本一を取られるのはちょっと嫌だな』という思いもありました(笑)。県のライバルとU18日清食品トップリーグという大きな舞台で対戦できるのは楽しみですし、気持ちの部分で上回れば勝てる相手だと思っているので、私たちの今の力をぶつけたいです」
谷山選手がそれ以上に意識するのは、京都精華学園(京都府)との試合です。「自分たちが掲げている日本一をインターハイで勝ち取ったチームですし、しかも最終戦です。マインドの部分も含めてU18日清食品トップリーグを戦う中で成長して、最後に京都精華学園を倒して優勝すること。それがチームにとって一番の自信になると思っています」
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」のチケットについては、チケット概要の通り、ご購入・お申込(中学生以下は無料)を受付しています。JBA LINE公式アカウントを、お友だち追加してチケットをご購入・お申込ください。
また、熱気あふれる会場の模様をより多くの皆様にお届けできるよう「U18日清食品トップリーグ公式YouTube」では全試合配信が決定しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを放送・配信でもご観戦ください。
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報
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