今年の岐阜女子(岐阜県)は、ゴールデンウイークに高地トレーニングを行い、仲間同士で声を掛け合って一体感を高めてきた。インターハイは3回戦に進出。もっと上へという気持ちはあったに違いない。その経験と悔しさを持って臨む「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」では、いくつもの見どころがある。
チームとしては、インターハイで失点を平均53.0にとどめたタフなディフェンス、勝った2試合で31.1%と一定以上の確率を残した3Pシュートでさらに改善したパフォーマンスを見せられるか。特に、夏の時点で脚力と連係面の完成度に自信を持ちきれなかったディフェンス面はチームの土台であるだけに、「U18日清食品トップリーグ ディビジョン1」でどれだけ成長を見せられるかに注目したい。
また、個としては、同大会での3試合連続で得点を2桁に乗せて平均18.7得点と3P成功率37.5%(32本中12本成功)を記録したキャプテンの坂口みなみ(3年)が、エースたる存在感をどれだけ強めてチームをけん引できるか。坂口は「U18日清食品トップリーグ ディビジョン1」について、「今年も出場させてもらえて本当に感謝しかないです。こうやって全国のチームと試合をさせていただけるので自分たちの最大限の力を出して戦っていきたいです」と意欲を強めている。
安江満夫コーチは、坂口と別に1年生スターターの神谷和にも、「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」でエース級の活躍を期待している。インターハイの3試合で平均6.0得点、6.0リバウンド、3.3アシスト、2.0スティールとオールラウンドな貢献ぶりだった神谷について、安江コーチは「まだまだ力不足のところもありますが」という前置きとともに、「アグレッシブに挑戦してくれることと思います」と話している。
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」での岐阜女子は、夏場に明確化された勝ちパターンをチームとしても個としても実践し、負けパターンに陥りそうな気配が出てきたときにそれを短時間で打ち消す力をはぐくむことがテーマとなりそうだ。また、下級生が多いチームのポテンシャルをいかに引き出すかも重要なポイント。安江コーチは下級生に機会を与えていることについて、「チームとしてのステップアップを考えたときに、下級生にいろんな経験をさせたいという考え。上級生もそれをしっかり分かってくれています」と話す。現時点での実力だけで判断せず、長期展望を持ったチーム作りであることがうかがえるコメントだ。
そうした事情から、坂口には得点源としての活躍と別に、下級生が自信を持って力を発揮できるような雰囲気づくりを含めたリーダーシップの発揮も期待される。インターハイ1回戦を終えた後の坂口は、「上級生になってからも自分が引っ張るというのがなかなかできなかったのですが、(インターハイ初戦では)自分がやるべきことをしっかりできたと思います」と自信を深めつつある様子だった。
この点は安江コーチが言うとおり、登録メンバー以外の上級性も献身的にチームを支えているとのこと。「全員がチームのために何をしたらいいかを考えて行動しています」と坂口は胸を張る。「U18日清食品トップリーグ ディビジョン1」開催期間中にも互いの信頼感を高めていければ、若いチームだけに思わぬ爆発力を期待できそうだ。
岐阜女子の初戦は8月22日(土)の四日市メリノール学院戦。この日からの7試合一つ一つが、自らの成長を確認する大事なステップとなる。
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報
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