男女各8チームのU18世代トップチームが、世代最強の称号を目指す「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」。ここではその出場チームと注目プレーヤーを紹介していく。第12弾は福岡大学附属大濠(福岡県)と2年生エースの白谷柱誠ジャックをピックアップ。
インターハイで頭一つ抜け出た強さを発揮して優勝した福岡大学附属大濠は、サイズと高い個人スキルを融合させた「ポジションレス」なスタイルを最大の特徴としている。片峯聡太コーチはチームの強みを、「強い『個』がチームとしての『繋がり』を持ち、速さ、強さ、賢さを追求すること」だと表現する。
サイズやポジションにとらわれず、誰もが攻め気を見せることで、チーム全体の脅威が高まる。3Pシュートや力強いドライブ、オフボールでの連動したカッティングをハイレベルでこなす全員バスケに、どの対戦相手も次第に押されて受け身の戦いになってしまう。
そうできる理由は、個々のファンダメンタルを徹底的に鍛え上げたことに尽きるだろう。複数のディフェンダーを引きつけ操る個人技や秀でたスペーシングの中での合わせのプレーで突破できるタレントが、チーム第一のメンタリティーで一体となってぶつかってくるのだ。
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」への意欲も高く、片峯コーチは「チームの成長、強化を図る素晴らしい大会に出場でき感謝しております。また発信力のある大会だからこそ、バスケットボールを通じて、スポーツの魅力を存分に発揮できることを嬉しく思っております」と出場意義を語っている。「負けないために、様々な戦い方を遂行できるようになりたい」と目標を掲げ、全試合、一つ一つを意識して全力で戦う意気込みだ。
ダブルエースとして期待されるのは、アンダーカテゴリーの日本代表に名を連ねる白谷柱誠ジャック(2年)と本田蕗以(3年)。片峯コーチは「彼らがセルフィッシュになりすぎず、チームの繋がりを作っていくことが大切」と、攻め気と謙虚さのバランスを気に留めながら両者のポテンシャルを最大限引き出したい考えだ。
身長194cmで機動力に富む白谷は、7月に「FIBA U17ワールドカップ2026」、8月に「FIBA U18アジアカップ2026」と2つの国際大会に出場。特に前者では、U17日本代表の得点源として活躍した。同大会で白谷が記録した平均23.9得点は、大会全体5位の好成績。ニュージーランド戦では35得点、フランス戦でも33得点と、同世代のワールドクラス・タレントを相手に爆発力を見せつけた。この白谷と、190cmのサイズに巧みなボールハンドリングを備えた本田の1-2パンチは、相手にとって非常に大きな脅威だ。
福岡大学附属大濠高校には、ほかにも注目すべき選手が数多く在籍しており、片峯コーチはカギを握る選手として、1年生で身長206cmとチーム最長身のブタシュ ヴィンセント健太郎の名を挙げている。「ビッグマンの成長がチームの更なる進化に繋がる」との言葉には、大きな期待もにじむ。
チームをまとめるキャプテンの永善元希(3年)は、「全勝優勝」を目標に掲げ、チームメイトたちが個々の能力を全て発揮できるように、「コート上ではチームのために何ができるかを考え行動する。コート外では常に声を出し続け、チームの士気を落とさないようにする」と自らの役割を自覚している。個々が能力に溺れず持ち味を出し切ること、一体感を持って戦うこと。いずれも簡単ではないが、果たしてどんな戦いを見せてくれるか。福岡大学附属大濠高校の「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」は、8月29日(土)の16時にアダストリアみとアリーナでティップオフを迎える藤枝明誠高校との一戦でその幕を開ける。
週末のタイムスケジュールやハーフタイムパフォーマンス情報、キッチンカーや来場者向けサンプリング、会場限定の大会公式オリジナルグッズ販売などの情報は、観戦情報ページをご覧ください。
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