• 日清食品
  • カップヌードル

U18日清食品リーグ

NEW

「学年を感じさせないくらいの自信と強いマインドを持って」/ 精華女子 #14 後藤帆乃果

「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」の第2週が、茨城県水戸市のアダストリア みと アリーナで開催されました。8月29日の第1試合では、四日市メリノール学院高校(三重県)と精華女子高校(福岡県)が対戦しました。

両校は昨年度のウインターカップ2回戦でも激戦を演じており、その際は精華女子が88-79で競り勝ったものの、四日市メリノール学院が最大21点あった点差を第4クォーターの猛追で残り34秒に5点差まで縮める粘りを見せていました。実力チーム同士の再戦となった今回、立ち上がりからハイレベルな攻防が繰り広げられました。

試合開始とともに、両チームは前線から厳しいプレッシャーディフェンスを仕掛け、激しい攻防の切り替えを見せます。その中で徐々に主導権を奪っていったのは精華女子でした。四日市メリノール学院のディフェンスに対して落ち着いて対応すると、アウトサイドから鋭くリングを射抜いたのがシューターの#14 後藤帆乃果選手(172cm/2年)でした。

後藤選手がテンポよく放った3Pシュートがネットを揺らすと、インサイドでは絶対的な大黒柱である#42 ブバ アイシャ エジネ選手(188cm/2年)が力強いリバウンドシュートや速攻からのフィニッシュを沈め、第1クォーター残り2分12秒には16-6と精華女子が2桁のリードを奪います。

しかし、四日市メリノール学院もすぐさま反撃に出ます。途中出場の#13 衣斐小春選手(158cm/1年)が思い切りの良い3Pシュートを沈めて重苦しい空気を破ると、#15 右田陽菜乃選手(175cm/2年)も続き、13-18まで差を縮めて第1クォーターを終えました。

第2クォーターに入ると、精華女子はエジネ選手や後藤選手の得点で再び突き放しにかかります。対する四日市メリノール学院は、全国屈指の運動量を誇るオールコートディフェンスで精華女子のミスを誘い、スティールからの連続得点で食い下がります。球際の激しい攻防が続くなか、精華女子の大上晴司コーチはタイムアウトを請求してチームを落ち着かせ、流れを完全に渡すことなく42-35の7点リードで試合を折り返しました。

福岡県予選決勝で東海大学付属福岡に敗れ、夏のインターハイ出場を逃すという悔しさを味わった精華女子。全国のトップチームとしのぎを削る今大会において、大上コーチは明確なテーマを掲げてチーム作りを進めています。

「いかにタイムシェアをしながら選手をローテーションしていけるか。それが現時点の一番のテーマです」

この試合でも先発メンバーを従来とは変え、序盤から多くの選手をコートに送り出しました。特にエジネ選手のプレータイムが過多にならないようインサイドを交代で回しつつ、1年生の#6 安藤優愛選手(169cm/1年)やディフェンスで奮闘する木下咲弥選手(178cm/1年)らを積極起用。四日市メリノール学院の強みであるリバウンドやルーズボールへの執着心に対抗し、ディフェンスリバウンドの制空権を渡さない緻密なゲームプランを遂行しました。

そして、課題となるアウトサイドからの得点源として、大きな期待を背負っているのが2年生の後藤選手です。大上コーチは「今日はとにかく迷わず打ち切れと送り出しました。彼女は変に迷ったりパスを探したりすることなく、ゲームに向かうマインドが非常に良かったです。ガードをベンチに下げた時間帯にはボールハンドラーとしても積極的にプレーしてくれました。もっともっと力がある選手なので、このリーグ戦で1試合ごとにステップアップしてほしい」と、エースとしての自覚を促しています。

迎えた後半、精華女子は安藤選手が積極的な攻撃を仕掛け、エジネ選手がリバウンドを支配してオフェンスのリズムを加速させます。一時は60-43と点差を17点まで拡大しました。

四日市メリノール学院も右田選手が勝負どころでシュートを沈め、激しいプレッシャーで精華女子にミスを強いるなど10点差まで迫る意地を見せます。しかし、第4クォーターに入っても精華女子は集中力を切らしませんでした。四日市メリノール学院の仕掛けるトラップディフェンスに対しても、落ち着いてアジャストした精華女子が、リードを守り抜いて90-67で見事な勝利を飾りました。

この試合でスターターとして出場し、10得点を記録した後藤選手。試合後には充実感を滲ませつつも、自身の課題と向上心を語りました。

「久しぶりの公式戦でしたが、第1クォーターでしっかり3Pシュートを決めて自分たちの流れを作れたことは良かったです。インターハイに出られなかった分、他チームとの差を埋めるために、自分たちの課題であるアウトサイド陣の得点力やディフェンス面の強化に取り組んできました。自分は2年生ですが、学年を感じさせないくらいの自信と強いマインドを持って相手に向かっていくことを意識しています」

しかし、10得点という数字には決して満足していません。

「今日は3Pシュートを打つ本数自体が少なかったので、明日の試合では味方にチャンスを作ってもらうだけでなく、自分からピックを使ったりオフボールで動いてチャンスを作りに行き、シュートアテンプトを増やしていきたいです」

目標とする選手には、同じポジションで高い得点力とゲームメイク力を誇る田中こころ選手(ENEOSサンフラワーズ)の名を挙げます。

「身長も近いですし、ポイントガードをこなしながら勝負どころで3Pシュートを決め切れる姿に憧れています。相手が留学生のインサイドを警戒してくる中で、アウトサイドにチャンスが生まれた時に自分が確実に決め切らなければいけません。『精華女子はインサイドだけじゃないぞ』というところを、これからの試合で見せていきたいです」

留学生の圧倒的な高さを武器にしつつ、アウトサイド陣の自立とステップアップによってさらなる進化を遂げようとしている精華女子。その中心で強い気持ちを胸にコートへ立つ後藤選手の成長が、チームを勝利へと導く大きな原動力となるはずです。

週末のタイムスケジュールやハーフタイムパフォーマンス情報、キッチンカーや来場者向けサンプリング、会場限定の大会公式オリジナルグッズ販売などの情報は、観戦情報ページをご覧ください。

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」のチケットについては、チケット概要の通り、ご購入・お申込(中学生以下は無料)を受付しています。JBA LINE公式アカウントを、お友だち追加してチケットをご購入・お申込ください。

また、熱気あふれる会場の模様をより多くの皆様にお届けできるよう「U18日清食品トップリーグ公式YouTube」では全試合配信が決定しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを放送・配信でもご観戦ください。

「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報

この記事をシェアする

レポート一覧へ戻る