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U18日清食品リーグ

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軽部あかり「ここでもう一回踏ん張って」日本航空北海道(北海道)

8月30日(日)、「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループE」が日本航空北海道(北海道)vs大阪桐蔭(大阪府)の試合で開幕しました。日本航空北海道はディビジョン1への復帰を目指して初戦に臨みましたが、保護者だけでなく地元のミニバスチームの応援にも後押しされたホームの大阪桐蔭に68-89で敗れました。

試合序盤、大阪桐蔭のアグレッシブかつ執拗なプレスディフェンスに四苦八苦する日本航空北海道は、第1クォーターで8-25と大きなビハインドを背負いました。それでも相手ディフェンスの強度に慣れ、前からのプレスをかわすようになると、人とボールの連動からオフェンスが機能し始め、追い上げる展開に持ち込みます。

この試合に人一倍の意気込みで臨んだのが、2年生フォワードの軽部あかり選手でした。新チームになってからスタメンが固定され、ベンチスタートだった軽部選手はなかなか出場機会を得られませんでした。それでも今夏のインターハイで攻守の繋ぎ役として奮闘し、チーム内の信頼を勝ち取ったことに加えて、今回の試合ではエースの菅野愛子選手がケガでプレータイムに制限があったことで、先発のチャンスをつかみました。

攻守に幅広いプレーができる軽部選手は、留学生のシソコ ジェリカ選手との連携でインサイドを切り崩し、外回りのプレーでは良いスペーシングから3Pシュートを放っていきます。軽部選手と入れ替わる形でベンチスタートに回った1年生ウイングの佐藤ひまり選手も、いつも以上に思い切りの良いプレーでチームの反撃に勢いを付けました。

ジェリカ選手は183cmの高さはあるものの線が細く、個人能力でペイントエリアを制圧するタイプの留学生ではありません。しなやかな動きと運動量という持ち味を生かすには、周囲の選手がスペースを作り、良いタイミングでパスを出す必要があります。軽部選手が担うのはこの部分。自分がハイポストでパスを受け、ディフェンスを引き付けてのハイローでジェリカ選手のゴール下に繋げるプレーを何度も狙います。呼吸が合った場合は鮮やかな得点パターンとなりますが、大阪桐蔭の執拗な留学生プレーヤー対策に攻めの形が作れないシーンもありました。

「練習でやっているハイローのプレーがなかなか上手くやれず、踏ん張らなければならないところで踏ん張れずに、結局また消極的になってしまいました」と軽部選手は試合を振り返ります。第2クォーター以降は何度も点差を詰めるものの、ディフェンスとリバウンドに粘り強さを見せる大阪桐蔭を崩しきることができません。逆に攻めに意識が向きすぎることで、ワンパス速攻などイージーな得点で突き放されました。

第4クォーター終盤、軽部選手は足が攣ってプレーを続けられなくなり、抱えられてコートから出ることになりました。この時の感情を軽部選手はこう明かします。「最後までコートに立って、自分にできることをやりたかったです。練習での走り込みが足りなかったと思ったし、中途半端なままで終わっちゃったなと思ったら、悔しくて涙が出ました」

軽部選手が倒れた際、真っ先に駆け寄ったのはジェリカ選手でした。今のチームで唯一の留学生である彼女と、入学した時から一番コミュニケーションを取ってきたのが軽部選手です。「去年からハイポストの繋ぎのパスをずっと練習してきて、ジェリカとは私が一番信頼関係もあるし、私も一番気持ち良いプレーはジェリカとの連携なので、もっと上手くやれるようになりたいです」

エースの菅野選手がコンディションを取り戻し、軽部選手とジェリカ選手のホットラインが機能すれば、得点力は大幅にアップするはずです。ただ、この日の課題は攻撃よりも守備、特にトランジションディフェンスでした。「セーフティーがおろそかになって簡単に速攻を出されました。あそこをしっかり止めていれば良い流れがもっと続いて、良い試合にできたはずです。結局のところ気持ちの問題で、コートに立っている全員がもっとハッスルしないといけないです」

21点差の敗戦でしたが、速攻だけで20点以上は取られており、シュート力では上回っていただけに、悔やまれる結果となりました。しかし、リーグ戦は始まったばかり。この試合でのスタメンは全員2年生と下級生主体のチームだけに、この経験を糧にレベルアップして、今後の試合に臨みたいところです。

軽部選手は言葉に力をこめて、こう語ります。「優勝して入替戦に進むのが私たちの目標です。今はケガ人が多くて主力の菅野選手も出られず、この初戦に負けたのはもう仕方ないですが、ここからは絶対に落とせないし、どの試合も点差を付けて勝たないといけないです。ここでもう一回踏ん張ってチャンスを作りたいです」

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