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U18日清食品リーグ

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蒲孝一郎「1試合で100回攻撃することを目標に」文星芸術大学附属(栃木県)

文星芸術大学附属(栃木県)は「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループB」を、夏のインターハイとは異なるチーム構成とチーム戦略で臨んでいます。チームを率いる吉澤啓貴コーチも「チームを作り直している最中」と認めます。理由は3年生の多くが大学受験などのためにチームを離れたため。その中にはインターハイで主力を務めた選手もいます。

残った3年生は4人で、その一人である蒲孝一郎選手が言います。「自分たちは決して能力が高くないので、そこをカバーするためにもシュートの本数を増やす、攻撃回数を増やすことをテーマに掲げていて、攻守の切り替えのスピードを上げて、1試合で100回攻撃することを目標にしています」

B.LEAGUEでも平均すると1試合の攻撃回数が70~75回ぐらいなので、今の文星芸術大学附属が目指しているのは相当速いバスケと言えます。新しいチーム構成で取り組み始めて約1カ月。「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループB」初戦となった土浦日本大学(茨城県)戦を、蒲選手は「前半はしっかりと速いバスケを展開できていましたが、後半になると体力がもたず質が下がってしまいました。ここから改善していきたいです」と振り返ります。

その言葉どおり、第1クォーターは文星芸術大学附属の攻守の切り替えの速いバスケが土浦日本大学を苦しめました。しかし、第2クォーター以降は土浦日本大学がディフェンスの強度を高め、またリバウンドやルーズボールなど球際の争いでレベルを引き上げることで突き放します。ここから文星芸術大学附属は大きな流れを作ることができず、59-104で敗れました。

苦しい試合展開の中でも最後まで自分たちの取り組んでいる『高速バスケ』を追求した試合となりましたが、蒲選手は「試合後にスタッツを確認しましたが、まだまだ足りていません」と言い、チームでどのように展開を速くして、もっと攻撃回数を増やせるかを考えていました。

リーグ戦の長所の一つは負けても次の試合があることです。ただでさえ新しいバスケに挑戦している中で、インターハイ8強へと勝ち進んだ土浦日本大学に対して、最初の10分だけでも取り組んできたバスケの片鱗を出せたことは収穫でした。蒲選手も「チームの新しい動きが出せて、そこから自分のジャンプシュートや3Pシュートも効いていたので、そこに磨きを掛けていきたい」と手応えを語り、それを今後の試合に持ち込もうとしています。

速いバスケを展開するには、ただ速く走れば良いわけではありません。蒲選手もそれは理解していて、スピードを上げるとともにシュート力を高める必要があると言います。「シュート力が追いついてくれば、全国でも通用すると思っています。このリーグ戦を通じてシュートの精度を高めつつ、自分たちのバスケに持ち込みたいです」

キャプテンの座は2年生に譲った蒲選手ですが、前キャプテンとしてチームを支えるとともに、チームの攻撃を司るポイントガードとしての自分自身の成長にも目を向けています。

「キャプテンもやっていた時はチームを勝たせることを個人的な目標にしていました。これからはチームを勝たせるポイントガードになることを意識します。インターハイのベスト8などレベルの高いチームと対戦できる機会なので、たくさんのことを経験して今後に繋げていきたいです」

高校バスケも残りわずか。それでも蒲選手を始めチームに残った4人の3年生は、文星芸術大学附属の新しいスタイルに挑戦しながら、最後まで成長し続けようとしています。

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