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U18日清食品リーグ

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伊藤里菜「気持ちで絶対に負けないように」県立岐阜商業(岐阜県)

県立岐阜商業(岐阜県)は9月12日(土)に「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループD」の初戦を迎え、県立四日市四郷(三重県)に76-52で勝利しました。

今年の県立岐阜商業は例年以上にサイズのない小さなチームですが、その分だけ激しいディフェンスからリバウンド、ブレイクへと繋げる県立岐阜商業のバスケに磨きを掛けて、このリーグ戦に臨みます。

チームを攻守に引っ張るのは、キャプテンの伊藤里菜選手。171cmの身長はとりわけ高いわけではありませんが、体幹の強さがあってコンタクトを受けても身体がブレず、ペイントエリアで強さを発揮します。

強さだけでなく上手さもあります。派手なスキルを駆使するタイプではありませんが、力強いドライブからリーチの長さを生かしたレイアップを決めたり、制限エリアの手前でピタリと止まって放つショートレンジのジャンプシュートを高確率で決めていきます。もともと強みとは言えない3Pシュートが試合開始早々に決まったことで一気にリズムをつかみ、「自分でも驚くぐらい入りました」というシュートタッチで次々と得点を重ねていきました。

フィジカルの強さとバランス感覚、リーチの長さという持ち味は、得点よりもむしろリバウンドでモノを言います。相手もやられっぱなしではなく、猛烈なプレッシャーを掛けて止めにきますが、伊藤選手はコンタクトの連続にもひるむことなくゴール下で戦い続けました。

「リバウンドは高さではなく『絶対やってやるぞ』という気持ちで取ります。当たられるのが嫌な選手もいると思いますが、私は負けず嫌いなので当たられても気持ちで絶対に負けないようにと思っています。あとは『ファウルをもらえばいいや』と考えるようにしています」

攻守とも上手くいったのは、気持ちの強さがあってこそだと伊藤選手は言います。「特に今日は絶対に勝ちたいと思って試合に入ったので、それが調子の良さに繋がったと思います。リーグ戦の初戦ということもあるし、同じ東海ブロックのチームとの対戦だったので、ここで勝ってリーグ戦をスタートしたいという気持ちでした」

チームディフェンスとエースの伊藤選手に良い形でボールを集めるオフェンスが機能した県立岐阜商業。県立四日市四郷は機動力を生かしたディフェンスからターンオーバーを誘い、速攻へと転じて対抗しますが、後半の頭に機能したゾーンディフェンスを攻略されると、その後は県立岐阜商業がリードを守る展開になりました。

「まずは今日勝てて良かったです」と伊藤選手は安堵の声を漏らします。去年と今年は全国大会の出場を逃している県立岐阜商業にとって、この大会は全国の強豪チームと対戦する貴重な機会。伊藤選手は勝ち負けにかかわらず、どちらの経験も糧にしたいと考えています。

「もちろん勝つことを目指しますが、この『U18日清食品リーグ』で全国の強豪チームに自分たちがどこまで戦えるかを試したいのが一番で、毎日の練習でやっているプレーを試合でどれだけ出せるかにこだわりたいです。試合には勝ちたいですが、負けた試合からも学べることはたくさんあります。勝っても負けても、いろんな経験を自分たちの成長に繋げていきたいです」

伊藤選手は、昨年の県立岐阜商業でキャプテンを務めた姉の伊藤由夏選手とともに『2026年度 国民スポーツ大会』の岐阜県成年女子チームにも選ばれ、東海ブロック大会を勝ち抜いて『第80回国民スポーツ大会』にも出場します。どの機会にも全力で挑み、すべての経験を学びに変えて吸収することで、選手として大きく成長しています。

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