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U18日清食品リーグ

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曽田美波「やってるつもり、から抜け出す」松徳学院(島根県)

「U18日清食品リーグ」に4年連続で出場する松徳学院(島根県)ですが、今夏のインターハイには県予選の準決勝で県立松江商業(島根県)に敗れ、4年ぶりに出場を逃しています。その準決勝は第2クォーター以降は互角の攻防でしたが、15-30と出遅れた第1クォーターのビハインドを埋められず、64-73で悔しい敗戦を喫しました。

そのため、「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループF」では『出だし』で相手に主導権を奪われないことを重視します。9月13日(日)に行われた日ノ本学園(兵庫県)との開幕戦では、相手の強度の高いディフェンスを曽田美波選手の強気なドライブや小村裕希選手の3Pシュート、身体を張ったディフェンスとリバウンドにより、22-13と第1クォーターでリードを奪います。

第2クォーター以降もディフェンスの強度を落とすことなく、リバウンドからの速攻を連発したり、セカンドチャンスポイントをモノにして最終スコア82-56で勝利しました。

目次寿明コーチは「今日も入りが不安でしたが、一発目で曽田選手がバスケット・カウントを取ってくれたのが大きかった」と振り返ります。「今年はターンオーバーで始まり、そこから相手にシュートを決められてどんどん離されていくパターンが練習試合でも多いです。選手たちには『緊張感のある公式戦で自分たちのバスケがどれだけできるかを考えながらやろう』と言い続けています」

チームに勢いを与えた曽田選手は「勝てたのは良かったですが、内容がまだ甘いです」と気を引き締めます。「ディフェンスでカバーが遅れたり、オフェンスリバウンドを取られた印象がありました。それでも今日は速攻を出せたし、速い展開からローポストでファウルをもらう場面もありました。今の自分たちはポストプレーやハイローを意識しているので、そこができて良かったです」

曽田選手のポジションはガードですが、この試合ではリバウンドに飛び込んで、そのまま速い攻めを作り出すプレーが印象的でした。「ウチは小さいチームなので、センターがボックスアウトして、ガードの私がゴール下のリバウンドに跳び込む意識でやっています」と曽田選手が言うように、松徳学院は168cm以上の選手がいない小さなチームです。

「他のチームはウチのセンターよりも大きいことが多いです。なので、センターに相手を抑えてもらって自分が取りに行っています」

「自分たちはまだまだなので、この大会では成績よりも内容にこだわって、強いチームに食らい付いていきたい。インターハイ予選では相手に対策されてやりたいことをできませんでした。でも、対策された上で勝ち切らないと実力ではないので、今後は自分たちのやるべきことをやって勝ちたいです」

「声を出すにしても、自分が思っている以上に声を出す。やっているつもりじゃなくて、自分にできる最大限をやって持ち味を出す。自分を超えるじゃないけど、大袈裟にやっていきたいです」と曽田選手は意気込みます。

言葉にするのは簡単ですが、『やっているつもり』から抜け出すのは簡単ではありません。曽田選手は「やっているつもりでも、周りから見たらそうじゃない時があります。自分では気付けないことも、みんなで声を掛け合えば気づくことができます。ハドルを組んだ時も『もっとここを意識しよう』としゃべるようにして高め合っています」

1年生の時から「U18日清食品リーグ」に出場している曽田選手ですが、この大会は今年が最後です。日ノ本学園戦では下級生もプレータイムが与えられ、初戦から今大会での経験を積むことができました。曽田選手は「自分たちの代でインターハイに行けなかったから、後輩たちには頑張ってほしいです。みんな伸びしろがたくさんあるので、自分たちができることをアドバイスしていきたいです」と、これからチームを担う後輩たちへの気持ちを語りました。

2023年と2024年大会は未勝利に終わった松徳学院ですが、昨年はこのリーグ戦での初勝利を挙げました。そして今年は白星スタートを切っています。今後は10月に3試合、11月に2試合、そして最終戦を12月に迎えます。曽田選手は今後に向けた意気込みをこう語りました。「シュートが入らなくてもディフェンスはできるので、ルーズボールやリバウンドを徹底していきたいし、自分ができることをしっかりやりきりたいです」

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