「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループB」に属する桐生市立商業(群馬県)。14時から昌平との開幕戦が行われた9月13日(日)の午前中に「学校で練習をしてから来ました」とキャプテンの石井陽葵選手は明かします。
「ポストプレーを加えたチーム戦術を練習してきたのですが、今日の試合ではそれがあまりできませんでした。自分自身も得意とする3Pシュートを警戒されたので、もう少しポストプレーも入れたプレーを次の試合からできたらと思います」
チームがポストプレーを使った戦術を練習しているように、石井選手もまた新たなプレーを身に着けようと練習を重ねています。自らがスクリーナーになることでチームメートに攻めるスペースを与え、同時にそこから自分のスペースも作っていくというプレーです。昌平との試合でもダウンスクリーンを掛けに行く石井選手の動きが何度も見られました。
「インターハイやその県予選では自分がボールを受けて、自分で攻めながら3Pシュートを打っていたのですが、今はチーム全体でズレを作って良いシュートを作ることをテーマにしています。自分もスクリーンをしてからフレアの動きを入れて、そこから3Pシュートを狙っています」
もっとも、新しい取り組みが実戦ですぐに上手くいくわけではありません。気付けば3Pシュートばかりになっていたと石井選手は反省します。「これからの試合では3Pシュートを守られても、ポストプレーやドライブ、ジャンプシュートで攻めていきたいです」
今年の桐生市立商業は3年生のいない純然とした下級生チームで、石井選手は2年生でキャプテンを務めています。「桐生市立商業は伝統のあるチームなので、キャプテンに指名された時はプレッシャーがありました。私はリーダーシップを取ることが得意ではなく、『自分にできるかな』という不安が大きかったです。でも同級生とも1年生とも仲良くやれていて、みんなが支えてくれているので上手く成り立っています」
下級生チームならば来年を見据えても良さそうですが、石井選手は「だからこそ、この1年を大切にしたい」と言います。「自分たちのチームには3年生がいない分、対戦相手の3年生の力を借りて強くなっていると思っています。このリーグ戦で貴重な体験を積みながら勝っていきたいです」
それが最も明確に出るのがフィジカルコンタクトです。彼女たちの年代において学年が一つ違えばフィジカルの差はかなり出るものです。トレーニングはもちろん大事ですが、実戦でコンタクトを繰り返し、身体の当て方や力を入れるタイミングを学ぶことも重要です。下級生チームの桐生市立商業にとっては、「U18日清食品トップリーグ2026」が貴重な体験の場になります。
そして、他のチームからもう一つ学びたいことがあると石井選手は言います。「3年生は高校生活最後の年で、下級生よりも強い気持ちで試合に臨んでいるように思います。自分たちはこのチームでもう1年戦えますが、それでも他チームの3年生に気持ちで負けないように、自分たちで雰囲気を作っていきたいです」
競り合いになれば気持ちの強さが勝敗を分けることもあります。「U18日清食品トップリーグ2026」を通してそれを学ぶことができれば、桐生市立商業にとっては大きなステップアップになります。
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」競技日程
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