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U18日清食品リーグ

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二瓶彩空「勝敗はゲームを作るガードの責任」高知中央(高知県)

高知中央(高知県)の1年生でインターハイのベンチ入りを果たしたのは、留学生のババロラ アヨミデ オモロニケ選手ただ一人でした。それでも夏の間にレベルアップを果たした1年生たちは、「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループG」で出場機会をつかんでいます。その中でも1年生ながらチームを引っ張る姿勢を前面に押し出しているのがガードの二瓶彩空選手です。

高知中央の先発ポイントガードは3年生の平良美海選手ですが、彼女のプレーメークの負担が大きすぎる状態にありました。そこで2番手のガードに抜擢されたのが二瓶選手です。平良選手の沖縄出身らしい柔軟なハンドリングに対し、二瓶選手の武器は一瞬でトップスピードに乗る加速力で、ともに身長155cmと小柄ながらプレースタイルが異なることで、どちらが起点となるかで攻めのスタイルが様変わりします。

二瓶選手は言います。「入学してからずっと、平良さんを助けられるガードになりたいと思っていたのですが、上手くプレーできずに悩む時期が長かったです。インターハイが終わってから、自分の中で少しずつやるべきプレーが分かってきて、先輩やコーチから褒められることも増えたし、アドバイスがより細かくなったことで『やっと自分の役割が見付かった』と感じられました。それで少しずつ、自信を持ってプレーできるようになったと思います」

インターハイでは県立湯沢翔北(秋田県)に6点差で敗れました。「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループG」では初戦で聖カタリナ学園(愛媛県)に3点差で、続く県立高松南(香川県)には7点差で敗れており、接戦を勝ちきれない試合が続いています。

中学から実績のある、言わば『修羅場』をくぐり抜けてきた選手がおらず、勝負どころで気持ちの弱さが出てしまっていると吉岡利博コーチは指摘します。県立高松南に敗れた試合の後では「接戦に持ち込んだ時点でどこか満足してしまっている」と、選手たちに『必死さ』を求めました。

二瓶選手も「勝敗はゲームを作るガードの責任で、勝てなければ自分の役割を果たせていないことになります」と言います。そこに「1年生だから」という甘い考えはありません。

「試合に出られるのはうれしいです。先輩たちは私に『思い切りやっていいよ』と言ってくれて、自信を持たせてくれるような言葉をたくさん掛けてくれるので、試合に出て緊張するのではなく、大丈夫だと自分に言い聞かせて『私がやるんだ』という気持ちを作っています」

二瓶選手が自分の持ち味であるスピードを生かすには、積極的な姿勢が一番に求められます。ミスがあったとしてもアグレッシブに、自分らしいプレーで攻め続ける。試合でその姿勢を発揮できるようになった今、彼女は次の段階に進もうとしています。

「ゲームコントロールが良くなってきたから最近はメンバーに選ばれたと思っています。だからこそ、その部分を試合で出せないまま、自分の1対1ばかりになってしまったのは良くないです。試合の序盤は自分ではなく仲間を生かして、アシストを多く記録できるように。そこから自分のドライブを起点にしてキックアウトしたり留学生の高さを生かして、それで最後は自分で決められる力を持てるように」

開幕から3連敗となりましたが、二瓶選手は下を向くことなく、自身のあるべき姿を思い描いて前に進みます。「1年生であることは関係なく、強い気持ちを持ってハードにプレーしながらも、冷静さを保ってチームを勝利に導くことのできるガードになりたいです」

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