金沢学院大学附属(石川県)は、かつて安城学園(愛知県)の男女バスケ部をそれぞれ全国に導いた金子寛治コーチを3年前に迎え入れ、着実に力を伸ばしています。石川県のトップには「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」に出場している北陸学院(石川県)が君臨していますが、金沢学院大学附属は春の対戦でそのライバルに83-82と競り勝ちました。インターハイ予選の決勝ではリベンジを許したものの、北陸学院に対抗できれば全国レベルの実力があると見ていいでしょう。
それをコート上で証明する機会が「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループC」です。9月19日(土)の開幕戦では、全国の常連チームである正智深谷(埼玉県)に96-62の快勝を収めました。
金沢学院大学附属は主力の全員が190cm以下という小さいチームですが、サイズの不利を補って余りある豊富な運動量とスピードで正智深谷を圧倒します。前から当たる激しいプレスで相手のターンオーバーを次々と誘発し、素早いトランジションから高確率で3Pシュートを沈め、出だしでいきなり15-2のランを見せます。
その後もオフェンスリバウンドなど球際の強さを見せつつ、前半だけで3Pシュート28本中14本と当たりに当たり、62-30と大量リードを奪います。後半にシュートの当たりが止まっても、強度の高いディフェンスを最後まで継続して大差で勝利しました。それでも金子コーチは満足せず、「オフェンスリバウンドは取れていましたが、ディフェンスリバウンドはまだまだです」と語ります。
金沢学院大学附属でキャプテンを務める北村永遠選手は、鋭いドライブによって相手ディフェンスを切り崩して味方のシュートチャンスを作り出し、自らも3Pシュートを打つ積極性が光りました。北村選手は、「自分たちの持ち味である早い展開と3Pシュートで、しっかり試合を作れました。第1クォーターから点差をつけることができたのは良かったです」と試合を振り返ります。
コートに出ている全員がシュートを打てる、バランスの取れたオフェンス力こそが金沢学院大学附属の魅力です。その中でも北村選手は、キャプテンとしてチームが苦境の時に流れを引き込むプレーを意識しています。「時間がない時は、自分がしっかりボールを持って最後はシュートを打つようにとコーチに言われています。苦しい状況では自分が責任を持って攻めていきたいです」
金沢学院大学附属は、サッカーの名将イビチャ・オシムが語った『連続性・連動性・多様性』を大切にするチーム作りを行なっています。個に頼らず、チームとして連携の取れた動きを続けることで多彩なプレーを生み出すスタイルにおいて、金子コーチは「多様性をもっと磨いていきたい、新しいことにもすぐに反応できる創造性を選手に求めていきたい」と、さらなる成長のカギを語りました。
この創造性に磨きをかける舞台として、他県の強豪との対戦が続く「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループC」は絶好の機会です。金子コーチは「いろいろなチームと対戦することで、いろいろな対応を覚えることができるのはありがたい」と続けます。
北村選手も、このリーグ戦だからこその学びを得たいと語ります。「金沢学院大学附属はまだ伝統の浅いチームです。いろいろな強豪チームと対戦できることで、他のチームの伝統や文化を学んで、チームにしっかりと取り入れていきたいです」
開幕戦の後は美濃加茂(岐阜県)に83-87、北陸(福井県)に85-92と連敗しましたが、金沢学院大学附属は全国上位レベルの強豪チームと接戦を演じています。勝っても負けても試合から学びを得て、それを日々の練習に生かすことで、金沢学院大学附属の成長のスピードはさらに上がるはずです。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」 は、チケットのご購入・お申込なく、どなたでもご観戦いただけます。ぜひ会場で熱い応援をお届けください!
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」競技日程
※「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」のチケットについては、チケット概要の通り、ご購入・お申込(中学生以下は無料)を受付しています。JBA LINE公式アカウントを、お友だち追加してチケットをご購入・お申込ください。また、日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを放送・配信でもご観戦ください。
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報
この記事をシェアする