今年の東北学院(宮城県)は1、2年生が多く出場する若いチームです。加藤真コーチが「チーム内で競争し、反骨精神を持って戦う」と語るテーマの下、「U18日清食品トップリーグ2026ディビジョン2 グループA」の出場権を手にしました。
加藤コーチは、2年連続の出場に際してこのように展望を語ります。「このリーグ戦に今年も出場できるのは、去年、全国大会に出場した先輩たちが財産を残してくれたおかげ。この機会を大切に戦いたいです。下級生中心だから良い経験にしたいとか、勝てなくても仕方がないとは思いません。しっかり勝ちにいくからこそ得られるものがあると思って臨みます。また、下級生が多く出ているからこそ、この強豪が集まるリーグ戦で選手の個性や伸びしろを見つけていきたいです」
東北学院はここまで5試合をこなしてまだ勝ち星はありませんが、そんな中でも大接戦になったのが、10月12日(月)に県立山形中央(山形県)をホームコートに迎えた一戦でした。
前半は互角の展開でしたが、後半に入ると県立山形中央のオールコートのプレスディフェンスに押されて速攻を決められ、一時は2桁のリードを許します。そこから何度も追い上げを図りましたが、最後は県立山形中央の粘りのリバウンドに屈し、83-89の惜敗となりました。
加藤コーチは「良い時間帯が続かない、下級生チームの悪いところが出ました」と試合を振り返りましたが、そんな逆境の中でもあきらめずにシュートを狙い続ける一人の選手の奮闘が目に留まりました。「まだ粗削りですが、アウトサイドのシュート力がある」と加藤コーチが評価する期待の1年生、タワリー海選手です。
タワリー選手は悔しい敗戦に「相手がゾーンを出してきた時に迷ってしまい、大事なところでシュートを決められなかった」と悔しがりながらも「でも、下級生が多く試合に出ているからと言って負けていいわけではありませんし、先輩たちを頼らなくても、もっと自分が攻め気を出してシュートを狙い、強豪チームを『ガツン』とやっつけられるように向かっていきたいです」と次戦に向けて意気込みを見せました。最後まであきらめずにシュートを狙う姿勢は、こうした強気な気持ちから来るものでしょう。
加藤コーチはこのリーグ戦で、下級生たちの個性や伸びしろを引き出す采配を試みていますが、そんな中でタワリー選手に対しては「以前よりゴールアタックができるようになったり、一生懸命にリバウンドやディフェンスをする姿勢が出てきた」と成長を認めます。
ただ、現状に満足しているわけではなく、期待しているからこそ多くの課題も与えています。「将来的にはボール運びやゲームコントロールができるようになってプレーの幅を広げていってほしいので、毎年このリーグ戦に出られるようなチームのエースになってほしいです」
タワリー選手自身もそうした加藤コーチの要望に対し「何でもチャレンジしていきたい」と目を輝かせます。そして、このリーグ戦を通して見えてきたチームと自身のテーマをこのように語りました。
「チームとしては、追い上げられた時に声が出せないのが課題なので、苦しい時こそ、みんなで気持ちを高めてやれるようにしたい。個人としては、このリーグ戦で負けた経験を無駄にしないで、チームを勝たせる選手になりたいです。そこは学年なんか関係ありません」
東北学院にとって「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループA」の試合は残すところあと2試合。シュート力を武器とするタワリー選手を中心に、待望の初勝利を目指すチャレンジは続きます。
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」競技日程
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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報
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