11月7日(土)、アミノバリューホール(徳島県鳴門市)で「U18日清食品トップリーグ2026ディビジョン1」が四国初開催。第2試合では、ここまで3勝2敗の帝京長岡(新潟県)と1勝4敗の鳥取城北(鳥取県)が対戦しました。
序盤にリードを奪ったのは帝京長岡です。この試合ベンチ外となったジョベ パ マリック選手に代わり、#14 トゥレイ モモドゥ選手(2年/201㎝)が今大会初のスタメン起用。第1クォーターだけで12得点を挙げると、#9 藤田珀選手(3年/189㎝)のシュートも続きます。対する鳥取城北は「相手の留学生へのディフェンスが後手に回ってしまった」(大阪力コーチ)と苦戦するも、クォーター終盤から猛追。#8 仲西悠馬選手(3年/183㎝)や#5 山崎勇輝選手(3年/177㎝)の3Pシュートで逆転し、23-21で最初の10分間を終えました。
第2クォーターも一進一退。帝京長岡はモモドゥ選手が3Pシュートまで決めて勢いに乗り、激しいディフェンスでも相手のミスを誘います。対する鳥取城北も、一時ベンチに下がっていた山崎選手をコートに戻し、ディフェンスから立て直しにかかりました。スティールから#4 福元源士選手(3年/179㎝)がアシストをさばいて山崎選手が得点。さらに#7 小田 昂明選手(3年/185㎝)がバスケットカウントを決め、反撃に転じます。帝京長岡#9 藤田選手(3年/189㎝)にダンクを、#5 小笠原立騎選手(3年/185㎝)に3Pシュートを許しますが、福元選手が3Pシュートをお返しし、39-40と1点差にして前半終了。続く第3クォーターも点差は開かず、62-66と接戦のまま第4クォーターへ入りました。
勝負の最終クォーター、一時は鳥取城北が仲西選手の3Pシュートなどで逆転したものの、帝京長岡も小笠原選手の活躍で再逆転。残り3分を切っても同点のクロスゲームが続きますが、ここで抜け出したのは帝京長岡でした。モモドゥ選手が34得点目、この試合3本目となる3Pシュートを決めてのけ、藤田選手のドライブも続いて残り2分6点リード。鳥取城北はタイムアウトを挟みますが、流れを変えるには至らず、76-84で試合終了となりました。
終始接戦が続く、見応えのあるゲームでした。勝敗を分けたのは僅かな差。惜しくも2勝目には手が届かなかった鳥取城北ですが、大阪コーチは光明も見出し、「チームの武器はディフェンスですが、今大会はずっと得点力不足が課題で、この1か月は特にそこを練習してきました。今日の試合、オフェンスに関しては練習の成果が少し見られたと思います」とコメント。各々が積極性を出して4人が2桁得点を挙げ、誰か一人に頼り切らないチームのスタイルを貫きました。
その中で15得点、5アシスト、さらにディフェンスでも良い働きを見せたのが山崎選手です。「鳥取城北のバスケは役割が分かれていて、自分はまずディフェンスをすることが役割。試合前から、チームで一番エナジーを出して、前からプレッシャーをかけてハードにやることを意識しています」と語ります。ただ、ディフェンスを自らの役目だと認識したのは3年生になってからだそう。「春先、去年の3年生が抜けてディフェンス力が下がったように感じたので、自分が率先して頑張るべきだと思いました。もともとディフェンスは得意ではなかったんですが、練習や試合の中で意識的にやるようにしました」。そんな山崎選手について、大阪コーチは「2年生まではなかなかプレータイムがなかった中で、今年ようやくチャンスを得ました。春先から良い結果も出て、自信をつけたことが大きいと思います」と評価していました。
山崎選手の今後に向けた課題について、大阪コーチは「もともとプルアップが上手で、オフェンスでも良いときはどんどん乗ってきて止まらない選手。ただ、まだムラがあるので、あと1段階、2段階上のプレーヤーになるには精神面の成長が必要です」と説明。山崎選手自身も「得点力はまだ試合によって偏りがあるので、安定して2桁得点を取れるようにしていきたいです」と語り、さらなる成長を誓いました。
鳥取城北はこれで1勝5敗。最終日の仙台大学附属明成戦について「あと1試合、最後は絶対に勝って、良い形で終わりたいです」と山崎選手。ディフェンスでもオフェンスでも、大きなカギを握りそうです。
第6週のタイムスケジュールやハーフタイムパフォーマンス情報、キッチンカーや来場者向けサンプリング、会場限定の大会公式オリジナルグッズ販売などの情報は、観戦情報ページをご覧ください。
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