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U18日清食品リーグ

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「自分がチームを勝たせる」悔しさを糧に前を向くエース / 桜花学園 #4 勝部璃子

アミノバリューホール(徳島県)で開催中の「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」第6週、11月7日の第3試合で、4戦全勝の桜花学園(愛知県)と2勝目を狙う福井工業大学附属福井(福井県)が対戦しました。昨年のウインターカップでは81-78、今年のインターハイでは80-73といずれも桜花学園が勝利しているものの、接戦必至のライバル対決。互いに走力のあるチーム同士の一戦は、今回も最後まで目が離せない見応えある試合となりました。

立ち上がりは#19 ジャロー マリアマ選手(2年/187cm)を中心に得点を重ねた福井工業大学附属福井が27-20と先行し、第2クォーター序盤にはエース#4 小池昌鈴選手(3年/170cm)の連続得点でリードを10点に広げます。対する桜花学園は、第1クォーターから#4 勝部璃子選手(3年/177cm)、#5 竹内みや選手(3年/161cm)の3Pシュートなどで食らいつくと、第2クォーター残り6分半に勝部選手がコートに戻ってから一気にテンポアップ。終盤の連続3Pシュートで流れをつかみ、47-47の同点で前半を折り返しました。

第3クォーターも一進一退の攻防が続きましたが、開始3分、勝部選手の3Pシュートをきっかけに桜花学園が前に出ます。福井工業大学附属福井も#21 レイ サジョ選手(3年/187cm)の得点で離されずについていきますが、終了間際にも3Pシュートを沈めた桜花学園が64-59とリードして最終クォーターを迎えました。

何としても勝利をつかみたい福井工業大学附属福井は、第4クォーター開始直後にサジョ選手がフリースローで加点すると、小池選手の3Pシュートも決まり、開始1分半で65-64と逆転に成功します。桜花学園のシュート成功率が落ちたこともあり、残り4分半でリードを8点に拡大。試合の流れを見ても、大勢は決まったかに思われました。しかし、桜花学園の集中力は途切れていませんでした。直後に竹内選手が3Pシュートを射抜くと、勝部選手が左ローポストからジャンパーを沈め、残り3分で3点差に迫ります。苦しい時間帯となった福井工業大学附属福井でしたが、ここで小池選手がレイアップを決め、さらに#5 田原莉桜選手(2年/167cm)、サジョ選手がフリースローで加点し、残り1分半で9点のリードを作りました。

それでも、桜花学園は最後までやるべきことを徹底します。ボールマンに激しいプレッシャーをかけ、トランジションから打開を図ると、残り50秒に#7 國武珂憐選手(3年/170cm)が巧みなステップから得点。さらに竹内選手が立て続けにレイアップを決め、残り15秒で80-84とします。直後には福井工業大学附属福井のインバウンズでターンオーバーを誘発し、残り6秒で竹内選手がバスケットカウントとなる3Pシュートを成功させ、83-84と1点差に詰め寄りました。続くフリースローは惜しくもリングにはじかれましたが、リバウンドを奪った桜花学園は最後のシュートを勝部選手に託します。しかし、このシュートは決まらずタイムアップ。福井工業大学附属福井が84-83で接戦を制して2勝3敗とし、桜花学園は4勝1敗となりました。

敗れた桜花学園にあって、ドライブ、3Pシュート、パス、ディフェンスと高いトータルバランスを示したのがエースの勝部選手です。28分30秒の出場で16得点をマークしたものの、最後のシュートを決められず悔しさをにじませました。さらに勝部選手が反省点に挙げたのが序盤のファウルトラブルです。「コートに立ってプレーで示すのが自分の仕事だと思うのですが、立ち上がりにファウルトラブルになってしまい、前半は9分ほどしかプレータイムがありませんでした。もっと自分が試合を変えられたのではないかという思いがあります」と振り返ります。一方で、敗戦の中にも収穫はありました。試合途中から相手が変化をつけてきたディフェンスに対し、「最初は少し足が止まってしまいましたが、徐々に自分たちがやってきたことをコートの中で出すことができました」と、終盤の追い上げにつながった対応力には手応えをつかんでいます。その上で「高さで負けている分、しっかり体を当てたり、5人で参加したりと、リバウンドにはもっとこだわっていきたいです」と課題を明確にしました。

下級生の頃から主力メンバーとしてプレーしてきた勝部選手ですが、最高学年となりキャプテンとエースを兼任する今年は、意識にも大きな変化が生まれています。
「去年はエースという役割だけで、正直なところ自分のプレーが良ければいいという気持ちがありました。でも今年はラストイヤーですし、点差を離されたときでも自分が沈んでいたらダメだと思います。気持ちを表に出すタイプではありませんが、集まったときに声を掛けて、みんなでコミュニケーションを取る意識が今年になって出てきました」と明かす勝部選手。かつて自身がうまくいかないときに先輩たちが声を掛けてくれた経験から、今は1、2年生も含めた周囲への目配りを欠かしません。「どちらかといえば静かめに、一人一人に寄り添って『こうやっていこう』と声を掛けることが自分らしさなのかなと思っています。自分らしさを忘れずに、キャプテンとしてもエースとしても全うしていきたいです」と自然体でチームを支えています。

1敗を喫しましたが、翌日に控える東海大学付属福岡(福岡県/5勝0敗)に勝利すれば、優勝のチャンスも残されています。白慶花コーチは次戦に向けて、「今日の敗戦からどれだけ切り替えて、自分たちがプライドを持ってやってきたことを表現できるかという“自分たち自身の戦い”です」と語ります。そして、チームでの一番の役目を「自分がチームを勝たせることです」と語る勝部選手も、「新チームが始まった頃から東海大学付属福岡さんにはずっと悔しい思いをしてきましたし、特にインターハイのときは自分の仕事ができずに終わったことが一番心残りでした。一人一人が目の前のディフェンスを倒す意識を持って桜花学園の得意な合わせを展開し、しっかり自分が仕事をしてチームを勝たせられるようにしたいです」と力を込めました。1点差の惜敗から得た課題と手応えを糧に、桜花学園のエースが次戦でもチームを引っ張ります。

第6週のタイムスケジュールやハーフタイムパフォーマンス情報、キッチンカーや来場者向けサンプリング、会場限定の大会公式オリジナルグッズ販売などの情報は、観戦情報ページをご覧ください。

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「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報

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