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U18日清食品リーグ

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「自分の強みはスピード。積極的にアタックしたい」/福井工業大学附属福井 #5 田原莉桜

佳境を迎えた「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」の第6週。2日目の11月8日(日)、アミノバリューホール(徳島県鳴門市)には開場前から大勢の観客が列を作り、第1試合からほぼ満席となりました。

その第1試合は、前日に桜花学園に土を付けて勢いに乗る2勝3敗の福井工業大学附属福井(福井県)と、3勝2敗の精華女子(福岡県)の一戦。上位4チームに入って来年の出場権を得るためにも、互いに絶対に負けられない戦いとなりました。

第1クォーター、精華女子はエースの#42 ブバ アイシャ エジネ選手(2年/188㎝)が序盤から存在感を示し、ドライブやゴール下で次々と得点を重ねます。このクォーターだけで15得点。ベンチ出場の#9 竹地優茉選手(2年/163㎝)も攻め気を見せ、精華女子がリードを奪いました。

対する福井工業大学附属福井は、#5 田原莉桜選手(2年/167㎝)を起点にした速い展開から、#18 板橋香苗選手(3年/174㎝)や#19 ジャロー マリアマ選手(2年/187㎝)が得点。大きくは離されずに食らいつき、第2クォーターには、#21 レイ サジョ選手(3年/187㎝)のジャンプシュートなどで一時同点に追い付きました。しかし、ここで再びアイシャ選手に連続得点を許して流れを手放し、32-44の12点差で前半を終えます。

第3クォーター、追いかける福井工業大学附属福井は、田原選手やサジョ選手の得点で一時4点差にしますが、エースの#4 小池昌鈴選手(3年/170㎝)が徹底マークに遭い、なかなか追い付くには至りません。第4クォーター序盤には小池選手の3Pシュート、板橋選手のスティールから田原選手が速攻を決めるなどして2点差まで迫ったものの、あと1本が決め切れず。守ってはアイシャ選手の1対1を止められずに、最後は69-79で試合終了となりました。

精華女子のアイシャ選手は、この試合で大会新記録となる59得点をマーク。9月20日の岐阜女子戦で挙げた53得点を自ら塗り替える大記録に、「自分の仕事は得点とリバウンド。1本1本頑張りました」と胸を張りました。福井工業大学附属福井の林慎一郎コーチも「アイシャ選手以外の選手にやられないように、という作戦で、それはある程度できたかなと思います。ただそれにしても、アイシャ選手の守り方はもっと工夫ができたら良かった」と脱帽していました。

ただ、敗れた福井工業大学附属福井にとっても、成長を感じられる試合でした。林コーチは「前だったら離されてしまいそうなところで、10点差くらいのままずっとついていけた。我慢すればいつか自分たちのリズムがくると、選手たちが少しずつ分かってきたのだと思います」と評価します。

崩れにくくなったチームで見逃せないのが、2年生ガードの田原選手の働きです。中学時代は千葉県のクラブチーム・HOOPS4HOPEでプレーし、全国準優勝を経験しました。進学先に、当時まだ創部2年目だった福井工業大学附属福井を選んだ理由について、こう語ります。

「留学生のいるチームでバスケがしてみたかったし、学校の環境がすごく良かったので、ここならケガなく3年間頑張れると思いました。それに、できたばかりのチームのほうが、これから歴史を作っていく感じがして楽しみでした」

ハイスコアなトランジションゲームを身上とする同チームにおいて、ガードの仕事は責任重大です。林コーチは「早くボールを受けて、周りを見る。少しでも早くパスを出す。そういうことを、彼女にはだいぶやかましく言ってきました。だいぶ理解し始めて、成長しましたね」と話します。田原選手自身も「コントロールが苦手なところはあるんですけど、自分の強みはスピード。積極的にアタックして、そこからのキックアウトパスを出すのが役割だと思っています」と自らの持ち味を語ります。

そんな田原選手は、前の第5週に小池選手を欠いて2連敗した結果を、重く受け止めていました。「小池さんがいないから、というのは言い訳にしかなりません。自分がチームを勝たせなければならないと思いました」。2年生ながらガードとしての責任を自覚し、「この大会でもっと成長しなければいけない」と、覚悟を新たにしたそうです。

その思いが、前日の桜花学園戦での金星や、この日の粘り強さにつながったのでしょう。林コーチは「小池以外の選手たちの得点力アップ」を課題に挙げており、田原選手もさらなる飛躍を求められる選手の一人です。まだまだ成長過程にある田原選手の活躍が、今後のチームの浮沈を左右する大きなカギを握っています。

第6週のタイムスケジュールやハーフタイムパフォーマンス情報、キッチンカーや来場者向けサンプリング、会場限定の大会公式オリジナルグッズ販売などの情報は、観戦情報ページをご覧ください。

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