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U18日清食品リーグ

U18日清食品トップリーグ2023 出場チーム紹介

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
プレビュー

男女ともに9月9日 (土) 、9月10日 (日) からアダストリアみとアリーナ (茨城県水戸市) で開幕する「U18日清食品トップリーグ2023」。今年度は全試合、有観客で開催され(11月18、19日は有料チケット販売、それ以外の試合は無料の事前申し込みが必要)、「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」(提供:ソフトバンク株式会社)での全試合ライブ配信も決定しています。約2か月間、U18世代トップチームたちによる熱い戦いをより楽しむためにも、ここでは今シーズンの出場チームの特長を紹介します。

U18日清食品トップリーグチーム紹介

U18日清食品トップリーグ2023(男子) 出場チーム紹介

昨年はインターハイで優勝を飾り、U18日清食品トップリーグでも初代チャンピオンに輝いた福岡第一高等学校。男子日本代表の河村勇輝選手ら、多くの名ガードを輩出してきた伝統校で、圧の強いディフェンスからの速攻が得意のスタイルです。今年も崎濱秀斗選手、山口瑛司選手の2ガードが運動豊富なディフェンスで相手を苦しめ、そのスタイルを体現。また、ベンチにも男子U18日本代表に選出された2年生の八田滉仁選手ら、ディフェンスで試合の流れを変えられる選手が控えています。今年のインターハイでは3位の成績を残しており、U18日清食品トップリーグでも連覇を狙う強豪として注目です。

同校の卒業生である片峯聡太コーチが2010年から指揮を執り、「日本一カッコ良く素敵なチーム」を目指している名門・福岡大学附属大濠高等学校。チームの強化とともに将来性豊かな選手たちの個の育成も図りながら戦い、昨年のU18日清食品トップリーグでは準優勝の好成績を収めました。今年のインターハイは県予選で福岡第一高等学校に敗れて不出場だったため、今年のU18日清食品トップリーグも全国トップレベルを知れる貴重な経験の場となります。スコアラーの髙田将吾選手や、204cmの高さを誇る2年生ビッグマン・渡邉伶音選手を軸に、昨年の結果を超えるリーグ優勝を果たせるか必見です。

男子U19日本代表としても活躍した小澤飛悠選手と坂本康成選手を中心に、高い総合力で昨年のウインターカップでは3位入賞を果たしました。今年度は主力が多く入れ替わり、下級生を織り交ぜながら徐々にチーム力を高めています。そんな中部大第一高等学校の強みはアグレッシブなディフェンスからのブレイク。リバウンドや要所の得点でチームを支える3年生の佐渡樹也選手、力強いドライブやパスでチームをリードする竹本義希選手、昨年から経験があるトゥレ・サリウ選手と仕事人タイプの選手が多く、期待の大型シューター・清水祥敬選手(1年)らもインターハイで経験を得ました。U18日清食品トップリーグでのさらなる飛躍に期待です。

2014年に創部され、2018年にはインターハイで、昨年はウインターカップで初優勝を遂げた開志国際高等学校。指揮を執る富樫英樹コーチは、男子日本代表・富樫勇樹の父親で、中学カテゴリーでも全国制覇を経験している指導者です。今年は新チームが始まってから無敗のままインターハイを迎え、優勝候補の筆頭と目されたものの、準決勝で惜しくも敗退。それでも2年生エースの平良宗龍選手、Wキャプテンの澤田竜馬選手、中島遙希選手といったガード陣を軸に、全国屈指の強さを誇ることは間違いありません。初参戦のU18日清食品トップリーグでも、どのような戦いを見せるか大注目のチームです。

伝統的にオフェンシブなカラーを持つ藤枝明誠高等学校。今年も赤間賢人選手という全国屈指のスコアラーを擁し、大黒柱のボヌ ロードプリンス チノンソ選手と2枚看板でチームをけん引します。また、脇を固めるのはシューターの小澤朋樹選手、オールラウンドな1年生・野津洸創選手といった機動力があるメンバー。堅守速攻のスタイルを追求し、今年は昨年の全国3位を超える全国制覇を目指しています。インターハイは東山高等学校に敗れてベスト8でしたが、赤間選手とロードプリンス選手以外は経験の浅いメンバーで戦ったことを考えれば、収穫は大きかったでしょう。U18日清食品トップリーグを通してさらなる成長が期待できそうです。

インターハイ1回、ウインターカップ6回の優勝を誇る強豪・仙台大学附属明成高等学校。これまで指揮を執ってきた佐藤久夫コーチが今年6月に亡くなり、チームは悲しみに包まれましたが、インターハイでは佐藤コーチの教えである「つらいときこそ明るく」を合い言葉に奮闘。接戦を勝ち上がって堂々のベスト8入りを果たしました。今年からベンチに加わった同校OBの畠山俊樹コーチは、「選手と一緒に僕自身も成長していきたい」と語っています。3年生のウィリアムスショーン莉音選手、佐藤晴選手、村忠俊選手を軸に、2年連続2回目の出場となるU18日清食品トップリーグでさらなる進化を目指します。

男子日本代表にも名を連ねたポイントガードを数多く輩出する名門・北陸高等学校。近年では2020年のウインターカップで3位入賞を果たすなど、実績も豊富です。今年はインターハイ1回戦で大阪学院大高等学校に敗れたもの、得点力とコントロール力が光るエースガードの木下遥陽選手を中心に自分の役割を理解する3年生が多く、勢いに乗った時間帯の爆発力には目を見張るものがあります。2年生にも男子U18日本代表に選出された和田拓磨選手ら将来有望な選手がおり、このU18日清食品トップリーグでの経験を生かして、チーム力のさらなる向上を目指します。

昨年は夏冬ともに全国不出場という不遇な期間を味わった東山高等学校ですが、選手層の厚みが増した今年は各学年に実力者をそろえています。その中心となるのが2年生エースの瀬川琉久選手、得点力抜群のルーキー佐藤凪選手、そして縁の下から彼らを支える3年生の佐藤友選手の3本柱。彼らを中心にインターハイ準優勝という実績を成し遂げました。持ち味のオフェンス力に加え、今年はディフェンスにも注力し攻防共に相手の脅威となります。また、経験豊富な3年生が控えるセカンドユニットもチームの戦術に厚みをもたらしていると言えるでしょう。インターハイで得た経験と勢いをそのままに、U18日清食品トップリーグでの優勝を目指します。

U18日清食品トップリーグチーム紹介

U18日清食品トップリーグ2023(女子) 出場チーム紹介

高校バスケ界随一の名門校として知られ、女子日本代表など数多くの名選手を輩出してきた桜花学園高等学校。昨年はインターハイ、ウインターカップともに3回戦で涙をのみましたが、今年のインターハイではケガ人発生などのトラブルを乗り越え、決勝進出を果たしました。ただ、決勝では京都精華学園高等学校に完敗を喫し、王座奪還には一歩届かず。さらなる進化を遂げるためにも、U18日清食品トップリーグは重要な戦いの場となるでしょう。エーススコアラーの田中こころ選手、クレバーな司令塔・黒川心音選手、192cmの長身を誇る福王伶奈選手をはじめ、分厚い選手層を武器にリーグ連覇を狙います。

今夏のインターハイで大会連覇を果たすなど、近年メキメキと力を付けている京都精華学園高等学校。所属する選手のほとんどが京都精華学園中学校から上がってきた選手たちで、強固なチームケミストリーを生かしたディフェンスを最大の武器としています。今年は堀内桜花選手、八木悠香選手、ディマロ ジェシカ選手という世代屈指のタレントが3年生となり、インターハイでも実力の高さを示しました。さらに2年生以下にも将来性あふれる選手をそろえ、U18日清食品トップリーグでも優勝の筆頭候補となるでしょう。3本柱以外の決定力をさらに高めるべく、1試合ごとに調整しながらさらなる高みを目指します。

全国大会上位の常連校で、昨年はウインターカップ3位に輝いた岐阜女子高等学校は、絶対的エースの絈野夏海選手を中心に豊富なタレントをそろえる実力校です。今夏のインターハイでは2回戦で後の優勝校・京都精華学園に延長の末に敗れましたが、大会を通して同校を最も苦しめたのは彼女たちでした。チームの伝統である粘り強いディフェンスは今年も健在で、2年生ガードの林琴美選手がその筆頭となり、得点面は絈野選手が力強くリードします。ケガでコンディションが万全ではない大型ガードの榎本麻那選手(176cm)も徐々に復調しており、U18日清食品トップリーグでの躍進が期待されます。

オールコートで足を使ったディフェンスを仕掛け、そこから速攻やアウトサイドシュートを思い切り良く決め切る。大阪薫英女学院高等学校はそのスタイルを突き詰め、今夏のインターハイでは3位に輝きました。松本莉緒奈選手、島袋椛選手、三輪美良々選手のフロントコートの3人が175cm以上、ガードの木本桜子選手・桃子選手の姉妹も167cmと今年は全体的にサイズがあり、全員がバランス良く得点することができます。下級生も含めた総合力で、U18日清食品トップリーグを戦い抜く構えです。

名将・上島正光コーチ率いる札幌山の手高等学校は、東京2020オリンピックでの銀メダル獲得に貢献した町田瑠唯選手、長岡萌映子選手、東藤なな子選手らの出身校。昨年はウインターカップで準優勝に輝き、今年の夏も地元開催となった北海道インターハイで堂々の3位入賞を果たしました。経験豊富なオールラウンダーの谷口憂花選手、大山瑚南菜選手を軸とし、緻密な連係プレーやどこからでも打てる3Pシュートが大きな武器。上島コーチは常々、目先の勝ち負けよりも試合の内容の良し悪しを重視しており、初出場のU18日清食品トップリーグでも1試合1試合、質の高いバスケットを追求していきます。

聖和学園高等学校は、今年度の東北ブロックでは頭ひとつ抜け出した実力を持ちます。インターハイでも高瀬ゆのか選手、内田理香選手のインサイドコンビを軸に、2年生エースの阿部友愛選手も縦横無尽に活躍しベスト8入りを果たしました。リバウンドの強さと決定力の高さは魅力的で、起爆剤となる1年生ガードの齋藤凌花選手ら各学年に力のある選手をそろえる層の厚さもあります。インターハイ準決勝では大阪薫英女学院高等学校との激戦に敗れたましたが、その実力は確かなもの。初出場となるU18日清食品トップリーグで全国の強豪と切磋琢磨し、チームとしてさらなる成長を目指します。

同校一筋で指導歴37年となる池端直樹コーチの下、地道に力を付けてきた千葉経済⼤学附属⾼等学校。特に近年はハイレベルな千葉県内を突破して関東や全国でも存在感を発揮できるようになり、今年は6月の関東ブロック大会で連覇を飾ると、インターハイでもチームの過去最高成績に並ぶベスト8進出を果たしました。速い展開を演出しながら自らもドライブで攻め込めるガードの坂口彩花選手、大黒柱として体を張るセンター角陽菜多選手の2大エースを軸に、目指すは創部初の全国ベスト4進出。そのために大きくステップアップすべく、初参戦となるU18日清食品トップリーグに挑みます。

東京2020オリンピック銀メダリストの林咲希選手の出身校。今年は同校初の留学生アンキデーレ タイウォ イダヤット選手が加わり、より多彩なオフェンスを展開できるようになりました。谷千優選手と樋渡梨桜選手の3年生ガードコンビは試合を重ねるごとに心技体の面で成長し、イダヤット選手の合流から僅か4か月足らずながらインターハイではベスト8。京都精華学園高等学校との準決勝でも序盤で先行する見事な戦いぶりを見せました。下級生に才能のある選手も多く、U18日清食品トップリーグで多くの経験を重ねることで、リーグ戦終盤には大化けする可能性も秘めています。

U18日清食品トップリーグチーム紹介

それぞれに強みや特長を持った男女各8チームが総当たり戦を戦うU18日清食品トップリーグ。国立代々木競技場 第二体育館で11月18日(土)、19日(日)に行われる最終週の試合まで約2か月間、U18世代トップチーム同士の見逃せないゲームが目白押しです。日本中を “沸かす”U18世代国内最高峰の戦いを、ぜひ会場または配信にてご観戦ください。

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