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U18日清食品リーグ

「ガードは難しいけれど成長できるチャンス」
開志国際 #13 平良 宗龍

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

ともに「U18日清食品トップリーグ2023」に初出場となった開志国際(新潟)と藤枝明誠(静岡)が、いきなり開幕週で対決。開志国際は#13平良宗龍選手、藤枝明誠は#10赤間賢人選手という華やかなエーススコアラーを擁し、両者の活躍も注目となりました。

藤枝明誠は、大黒柱の#99ボヌ ロードプリンス チノンソ選手が肩の怪我のため欠場。高さで劣る分、前からディフェンスを仕掛けられる機動力あるメンバーをスタメンに据えます。反対に開志国際は、#6フリッシュ ニコラス 聖選手(198cm)を4番ポジションに抜てきし、夏よりさらにサイズアップして迎え撃ちました。

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第1クォーターの途中までは競り合う展開となりましたが、徐々にリードを拡大したのは強みのインサイドを攻め立てた開志国際でした。加えて富樫英樹コーチが「この夏はもう一度、マンツーマンディフェンスに力を入れてきました」と明かすように、堅い守りも披露し、第2クォーターの失点は僅か5点。後半も前半のリードを守り切った開志国際が、ベンチメンバーも多く起用しながら91-67で快勝しました。

この試合、特筆すべきは平良選手、赤間選手の両エースが、ポイントガードへのコンバートに挑戦していたことです。これもまた、リーグ戦ならではの見どころといえるでしょう。藤枝明誠では、赤間選手に代わって3番ポジションに入った1年生の#6檜垣奏太選手が、4本の3ポイントシュートを含むチームハイの19得点。敗れはしたものの、確かな手応えをつかんだ様子でした。

一方、開志国際の平良選手は試合後、「難しいですね…」と漏らしました。キャプテンの#4澤田竜馬選手をあえてシックススマンに置き、彼がいない時間帯は平良選手が司令塔を務めましたが、「全然慣れなくて、パスもシュートもうまくいきませんでした」と課題は多いようです。清水脩真選手がケガしたこともあり、このリーグ戦ではポイントガードで起用される機会も多いと見られます。「難しいですが、ガードをやることは成長できるチャンスだと思います。経験を重ねながら修正したいです」と飛躍を誓っていました。

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なお開志国際は、この「U18日清食品トップリーグ2023」に向け特別仕様のユニホームを作成しました。それはまるで、富樫コーチの息子・勇樹選手が所属する千葉ジェッツのユニホームそのもの。この特別なユニホームを着用し、平良選手は「周りに応援されているんだなと感じますし、情けないプレーは見せられないなと思います。今日みたいなプレーは絶対しないようにしたいです」と誓っていました。

高みを目指す平良選手を柱に、開志国際が目指しているのはチームで成長しながらの優勝です。インターハイでの悔しさを晴らすべく、初のリーグ戦に全力で挑みます。

「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。(※バスケットLIVEはシステムメンテナンス等により、一部試合のライブ配信が行われない場合があります。)
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非配信にてご観戦ください。

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