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U18日清食品リーグ

「全力を出し尽くして立ち位置を確認したい」
北陸 #4 木下 遥陽

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

「U18日清食品トップリーグ2023」の大会初週を締めくくるゲームは、福岡第一(福岡県)と北陸(福井県)による試合となりました。2019年のインターハイ決勝で顔を合わせるなど、どちらも全国屈指の伝統校です。

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福岡第一の井手口孝コーチが「スタートの5人もまだ固定していない状況です。練習中に伸びてきた選手たちもいるので、いろいろ使おうと思います」と語る一方、北陸の久井茂稔コーチも「このリーグ戦で、インターハイの頃よりも使える選手を増やしたいと思っています」と話し、それぞれ積極的に選手交代を織り交ぜながら戦いました。序盤からリードしたのは福岡第一ですが、チャレンジャーとして挑んだ北陸も要所で思い切りのいいプレーを見せ、僅差で食らい付きます。北陸は4点差(40-44)にとどめて試合を折り返すと、第3クォーターで再び引き離されましたが、最後は10点差まで縮める意地を見せました。

今年のインターハイ、初戦敗退の憂き目を見た北陸。久井コーチが「反省ばかりの夏となったうちにとって、このような機会があることは非常にありがたいです」と述べるように、並々ならぬ思いで今大会に臨みました。インターハイ3位の福岡第一に対し、少し手応えを得られたことは、この夏の取り組みが間違いではなかったことを示しています。

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この試合で、特に仲間をけん引したのがチームハイの22得点を挙げた#4木下遥陽選手です。もともとエースガードとして今年の核となる存在でしたが、夏の悔しさを経て最も成長したのは精神面。久井コーチも「自覚が出てきて、少し声を出せるようになりました」とその変化を口にし、当の木下選手本人も「正直、あまり大きい声を出してチームを引っ張れるようなタイプではなかったのですが、インターハイを終えてそんなことでは全然だめだと感じました。僕が率先して声を出して、攻める気持ちや、やり切る姿勢をみんなに見せようと意識しています」と語ります。

この木下選手を中心に、得点力のある#7和田拓磨選手、大黒柱の#11ムトンボ カベヤ エノック選手が今年の北陸の3本柱。加えて、久井コーチは2年生の#13平澤友真選手や#17峯田倖成選手にも、新戦力としてさらなる成長を期待しています。

勝利に飢えた北陸にとって、この「U18日清食品トップリーグ2023」は勝ち星を重ねて自信を取り戻す絶好のチャンス。木下選手は「レベルの高いチームが集まっているので、ディフェンスもオフェンスも強度が高いと思いますが、その中でどれくらいやれるのか、全力を出し尽くして自分たちの立ち位置を確認したいです」と、先を見据えていました。

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「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。(※バスケットLIVEはシステムメンテナンス等により、一部試合のライブ配信が行われない場合があります。)
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非配信にてご観戦ください。

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