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U18日清食品リーグ

コートを駆け回った1年生ツインズの鮮烈デビュー!
福岡第一 #33 宮本 聡 & #35 宮本 耀

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

「U18日清食品トップリーグ2023」の第2週は、9月18日(日)に最終日を迎えました。第1試合は、藤枝明誠(静岡県)vs.福岡第一(福岡県)の対決。藤枝明誠は#99ボヌ ロードプリンス チノンソ選手、福岡第一は#17崎濱秀斗選手と、それぞれ主軸の選手を欠いての戦いとなりました。

序盤は#12赤間賢人選手らの得点で藤枝明誠がリードしたものの、福岡第一も#77八田滉仁選手のバスケットカウントなどで対抗し、きっ抗した展開となります。ここで試合を動かしたのは、第1クォーター中盤、交代で入った福岡第一の双子のルーキー#33宮本聡選手と#35宮本耀選手です。2人は中学時代から全国区で活躍してきたものの、今年のインターハイや、この「U18日清食品トップリーグ」の第1週はエントリー外。それでも井手口孝コーチいわく「大学生相手の練習試合で良い活躍を見せました」と、今回の試合で出場のチャンスをつかみました。

U18日清食品トップリーグ レポート画像

この宮本兄弟に、3年生の#31児玉ジュニア選手を加えた3人のバックコート陣は、サイズはないものの抜群のスピードと運動量を誇る布陣。これまで長く試合に出られなかった鬱憤を晴らすかのように、激しいオールコートディフェンスを仕掛けて躍動します。7点差にして第1クォーターを終えると、その後も福岡第一が先行。一度スタメンに戻しましたが、途中で再び宮本兄弟と児玉選手を投入し、簡単には藤枝明誠にボールを運ばせません。55-45と、福岡第一の10点リードで試合を折り返しました。

第3クォーター、福岡第一は控えメンバーの奮闘に触発されるように、スタメンの選手たちもディフェンスの圧を強め、勢いに乗ります。特に活躍が光ったのが、「(地元の奈良県から)ミニバス、中学の後輩たちが試合を見に来てくれたので、いつも以上に気合が入りました」と言う#1世戸陸翔選手。このクォーターだけで18得点を荒稼ぎし、チームとしても10分間で41-20と藤枝明誠を圧倒します。96-65で入った第4クォーターも激しいディフェンスを継続し、最終的には15人を全員出場させて122-78で快勝を収めました。

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井手口孝コーチは「何か一つ、武器を身に付けたいと思っています」と語り、この試合は終始激しいオールコートディフェンスを仕掛けました。「まだまだですが、良い部分も少し見えた」と言うように、エースを欠く中で122点というハイスコアを重ねられたことは、確かな手応えになったことでしょう。

特にこの試合、宮本兄弟はともに約13分間のプレータイムを得て、1年生ながら存分にアピール。聡選手が「『試合の流れを絶対に変えてやる』という気持ちでコートに入りました。周りの先輩やスタッフ陣が『アグレッシブに行け』と言ってくれて、会場の雰囲気なども含めて試合を楽しむことができました」と語れば、耀選手も「このトップリーグの雰囲気や観客の多さに少し緊張しましたが、先輩も声をかけてくれたので楽しくプレーできました。とにかく試合のテンポを上げられるように、トランジションを速くすることやディフェンスでもハッスルすることを意識しました」と言い、大きな収穫を得た様子です。

 福岡第一は下級生の台頭で、選手層もますます厚くなってきました。昨年に続くU18日清食品トップリーグの連覇なるか、今後の戦いにも注目です。

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「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。(※バスケットLIVEはシステムメンテナンス等により、一部試合のライブ配信が行われない場合があります。)
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非配信にてご観戦ください。

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