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U18日清食品リーグ

小倉楓彩、チャンスをモノにして「成長できた大会」
四日市メリノール学院(三重県)

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品 東海ブロックリーグ2023
レポート

2年ぶりに出場した今夏のインターハイで、四日市メリノール学院(三重県)は初戦で県立秋田中央(秋田県)に81-72で勝ちましたが、2回戦では土浦日本大学(茨城県)に59-64で敗れました。「U18日清食品 東海ブロックリーグ2023」はチームの底上げを目的に、インターハイで出場機会の少なかったメンバーを中心に戦いました。

3年生のシューティングガード、小倉楓彩選手は、2試合いずれも1分前後の出場に留まったインターハイから一転して、この大会は長い時間コートに立ち、スピードを生かしたドライブや3ポイントシュート、時にはハンドラーを担ってオフェンスを引っ張りました。

U18日清食品 東海ブロックリーグレポート画像 小倉選手は主力としてプレーした「U18日清食品 東海ブロックリーグ」をこう振り返ります。「いつもよりシュートを狙えたし、決めることもできたのが今後の自信につながりました。ドライブは自分の強みですが、身長が小さいのでブロックされる場面もありましたし、もっとシュートの確率を上げたいという課題も見つかりました」
シューターを生かす2対2のオフェンスについてのアドバイスを試合中にコーチから受けてチャレンジするなど、実戦の場で良い経験を積むことができたと言います。

小倉選手は四日市メリノール学院中学3年生の時に「Jr.ウインターカップ2020-21」で全国優勝を成し遂げたメンバーの一人。中学3年間に続き、高校でも稲垣愛ヘッドコーチの指導を受けています。
小倉選手が常に意識している稲垣コーチからの教えは「オフェンスがうまくいかなくても、ディフェンスはいつでも、誰にでもできる」です。今大会は稲垣ヘッドコーチが不在でしたが、「愛コーチにいつも言われているように、チームとしてディフェンスにフォーカスして臨みました」と言い、こう続けます。

U18日清食品 東海ブロックリーグレポート画像 「これまであまり試合に出ていない選手とプレーしたり、いろいろなメンバーと試合に出ることがあって、最初はプレーが合わない部分もあったんですけど、そういう時こそルーズボールやリバウンドを徹底して、まずはディフェンスからやろうと話し合いました。でもリバウンドの部分は、大会を通して課題でした。コートに出ている5人だけではなく、周りからもルーズボールやリバウンドの声かけを意識してやろうと話しました。できた部分もあったのですが、まだ粘り強さが足りないと感じています」

四日市メリノール学院は1勝6敗の7位で今大会を終えましたが、「成長できた大会」と小倉選手は総括し、次へと目を向けます。
「最後は3年生みんなで笑って終わりたい。今から冬に向けてできることを一つひとつ考えて、チームとしての共通理解を高めて大会に臨みたいと思います」

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