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U18日清食品リーグ

よりオールラウンドな選手を目指して
福岡第一 #1 世戸 陸翔

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

前日の福岡大学附属大濠(福岡県)との接戦に勝利した福岡第一(福岡県)は、「U18日清食品トップリーグ2023」の4戦目で仙台大学附属明成(宮城県)と対戦。
第1クォーター中盤までは接戦でしたが、福岡第一がセカンドユニットを投入すると流れが変わります。アグレッシブなディフェンスからブレイクを出す福岡第一らしい展開を作り出し、リードを2桁に拡大。第2クォーターからはスタメンがその流れを引き継ぎ、最大で30点以上のリードを築きます。

しかし、第3クォーターに入ると仙台大学附属明成がディフェンスからリズムを作り猛反撃。一時その差は5点となりました。最後は再び福岡第一が引き離し勝利(100-87)する展開となりましたが、課題も多い白星となったことでしょう。
ただ、前日の試合で負傷した#17崎濱秀斗選手(3年/176cm)を欠く中、選手それぞれが崎濱選手の穴を埋める活躍を見せたのは収穫だったといえます。サイズのあるスタメンと小柄ながらスピーディーなセカンドユニット。全く異なる特徴を持つ選手たちですが、その中でスタメンのパワーフォワードを担う#1世戸陸翔選手(3年/190cm)の活躍も光ります。

U18日清食品トップリーグ レポート画像 第2週で対戦した藤枝明誠(静岡県)との試合では35得点を記録しており、派手なプレーはしませんが着実に自分の仕事をこなす高い実力を備えた選手です。強みはトランジションで先頭を走る走力を持ちながらインサイドでも力強くフィニッシュでき、3ポイントシュートも打てるオフェンスバリエーションの豊富さ。ディフェンスでも、体をぶつけたフィジカルな守りから小柄なガードへの対応、前日の福岡大学附属大濠戦で試合を決定付けるブロックショットを見舞ったようなハッスルを見せることもできます。

この試合でもカッティングからの得点や速攻からのバスケットカウントなど要所で得点を重ね、最終的にはゲームハイ21得点の活躍でした。世戸選手は自身のプレーについて「相手は背が高いのでボックスアウトをしっかりとするなど、泥臭いところを徹底しました。前半はあまり良くなかったのですが、後半に修正できたのは良かったです。今日は崎濱とサー(シェッハ選手/2年/200cm)がいないので、(後半は)自分もいつも以上にやらないといけないと思ってプレーしました」と振り返っており、後半で13得点を積み上げました。
また、流れを作ったセカンドユニットについては「1年生が多いのですが、学年の垣根も特になく、すごく安心感があってやりやすい」と語っており、頼もしい仲間がいることで思い切りよくプレーできているようです。

U18日清食品トップリーグ レポート画像 今大会では個人として更なるオフェンスのバリエーションアップをテーマに掲げており、「ドライブや3ポイントシュートをもっとできるようになっていきたいです。最終的にはディフェンスも泥臭いところも、オールラウンドになんでもできる選手になりたい」と、言います。
今日の勝利で福岡第一は昨年度と合わせて「U18日清食品トップリーグ」では11連勝。チームとしての完成度、そして個人のステップアップを誓う世戸選手がどんな進化を見せるのか注目です。

「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。(※バスケットLIVEはシステムメンテナンス等により、一部試合のライブ配信が行われない場合があります。)
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非会場、または配信にてご観戦ください。

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