2023.09.27

「U18日清食品トップリーグ2023」第４週は必見のライバル対決

U18日清食品リーグ2023 大会レポート

U18日清食品トップリーグ2022

プレビュー

９月９日に開幕した「U18日清食品トップリーグ2023」。男女各８チームの強豪たちが総当たり戦を繰り広げ、日本中を “沸かす” U18世代の国内最高峰リーグです。第４週となる9月30日（土）、10月1日（日）は、新潟市東総合スポーツセンター（新潟県）を舞台に男女計８試合が行われます。男女ともに３チームがいまだ無敗で、まだまだ優勝争いの行く末は分かりません。今年から有観客となった今大会は、チケット事前申込み（無料）制となります。この第４週は10/1(日)は好評につき一般席のチケット申し込み受付が終了しており、9/30(土)のチケット事前申込み（無料）は受付中です。

男子は昨年の全国決勝を戦ったライバル対決が実現

第４週の初日となる9月30日（土）、注目は、北陸（福井県）と福岡大学附属大濠（福岡県）による今リーグ１勝同士の争いです。前の週、大接戦の末に２連敗を喫した福岡大学附属大濠は、勝って悪い流れを断ち切りたいところでしょう。FIBA U16アジア選手権に出場した＃14髙田将吾選手（２年／189cm）と＃11村上敬之丞選手（１年／181cm）が帰国して合流するため、チームの連係を確認しながらの戦いになると見られます。一方、北陸は第２週の３連戦を１勝２敗で戦い抜いたあと、第３週は試合がなく、２週間ぶりの試合。３連戦で得られた課題を、この第４週で修正していけるか注目です。

２日目の10月１日（日）には、開志国際（新潟県）vs.福岡第一（福岡県）のライバル対決が行われます。昨年の全国決勝で熱戦を繰り広げ、今年のインターハイではともに３位。４月末には福岡県で行われた「飯塚カップ」で対戦しましたが（開志国際が73-64で勝利）、今度は開志国際の地元・新潟県を舞台に対戦します。両チームともにケガ人もいる状況ですが、全力を尽くした白熱のゲームを見せてくれるはず。第２週から頭角を現した福岡第一の控えガード、双子の＃33宮本聡選手＆35耀選手（ともに１年／168cm）に、経験豊富な開志国際の＃４澤田竜馬選手（３年／168cm）と＃５中島遙希選手（３年／177cm）がどう対応するかも見どころとなりそうです。

女子は近畿対決やインターハイの再戦となる好カード

女子は初日の９月30日、京都精華学園（京都府）vs.大阪薫英女学院（大阪府）という近畿地区のライバル対決が行われます。６月の近畿大会では大阪薫英女学院が３点差で劇的な勝利を飾りましたが、力の差はありません。インターハイでは京都精華学園が優勝しただけに、大阪薫英女学院は挑戦者としてこの第４週に臨むでしょう。今大会はここまで京都精華学園が２勝０敗、大阪薫英女学院が１勝０敗で、どちらが全勝をキープできるか必見です。

２日目の10月１日（日）、注目が集まるのは岐阜女子（岐阜県）vs.京都精華学園（京都）の一戦。インターハイ２回戦でも対決し、そのときは延長戦にもつれる激闘の末に京都精華学園が勝利しました。悔しさを味わった岐阜女子は、夏の女王に対してリベンジに燃えています。岐阜女子はエースの＃４絈野夏海選手（３年／172cm）が、先週の９月23日に負傷して翌24日の桜花学園（愛知県）戦は欠場。急遽、得点源を失ったこともあり、チームは今大会初の黒星を喫しました。絈野選手のコンディションは第４週も気になるところですが、課題を持ち帰った周りの選手たちもきっと強気なプレーを見せることでしょう。特に、絈野選手の代わりにスタメンに入った＃７榎本麻那選手（３年／176cm）は、膝の大ケガから復帰して徐々に調子を取り戻しつつあるキーマン。京都精華学園相手に、どこまで力を出し切れるかがポイントになりそうです。