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U18日清食品リーグ

「もっと判断力を磨きたい」2年生エースの決意
北陸 #7 和田拓磨

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

9月30日(土)、「U18日清食品トップリーグ2023」第4週、新潟市東総合スポーツセンターで北陸(福井県)と福岡大学附属大濠(福岡県)の対戦が行われました。共に2勝目を目指す両者の戦いは予想外のスタートになりました。

福岡大学附属大濠は#13湧川裕斗選手(2年/181cm)がドライブから先取点を奪うと男子U16日本代表でキャプテンを務めた#14高田将吾選手(2年/189cm)、#8渡邉伶音選手(2年/204cm)も得点を重ね、ディフェンスでは北陸に良い形を作らせません。北陸は残り4分10秒に#7和田拓磨選手(2年/190cm)がロングミドルシュートを決めてチーム初得点を奪いますが、福岡大学附属大濠の17-2と大きなリードを奪われました。

苦しいスタートになった北陸は、第2クォーターに入ると#10カイエンベ カヴオン ジャン ポール選手(2年/203cm)がインサイドで粘りを見せ、ディフェンスにアジャストし始めて#7和田選手の3ポイントシュート、#5松岡颯汰選手(3年/180cm)のジャンプシュートとオフェンスでも良いシーンを見せます。それでもクォーター終盤、北陸にミスも出たこともあって、福岡大学附属大濠の37-15でハーフタイムを迎えました。

U18日清食品トップリーグ レポート画像 それでも後半、北陸は素晴らしい戦いを見せます。福岡大学附属大濠は5アウトのオフェンスでズレを突こうとしますが、北陸は足を動かし、本来のしつこいディフェンスを展開して簡単にシュートを打たせません。#11ムトンボ カベヤ エノック選手(2年/200cm)、#6阪井翔選手(3年/170cm)がポイントを奪っていくと、#7和田選手も連続して3ポイントシュートを成功。第3クォーターは25-20と上回りました。

そして福岡大学附属大濠の57-40で迎えた第4クォーター、北陸の勢いはさらに増して開始約7分で14-2のランを作って5点差まで迫ります。しかし、ここでオフェンスが停滞してしまいました。#13湧川選手、#12見竹怜選手(2年/185cm)のフリースローで追加点を挙げた福岡大学附属大濠が63-56で辛くも勝利。2勝目を挙げました。

逆転勝ちは果たせませんでしたが、北陸が見せた猛追は本来の力を見せたシーンだったと言えます。そのオフェンスを引っ張ったのが4本の3ポイントシュートを沈め、チームトップの16得点を奪った#7和田選手です。第1クォーターについて、「相手のフィジカルが想像以上で驚いてしまった部分があります。気持ちが空回りしてしまいました」と反省を語り振り返ると、「戦術以前に自分たちがアタックしようという気持ちが足りませんでした。ハーフタイムではもっと闘志を出していこうと話し合いました」と後半41-26と相手を上回るバスケットボールができた要因について語っています。

U18日清食品トップリーグ レポート画像 2年生エースとして期待がかかる#7和田選手は「自分が3年生も引っ張るという気持ちでやらないと逆に足手まといになってしまうと思っています」と強い気持ちを持ってプレーしています。そして「もっとスコアラーとして活躍できるように、判断力を磨いてプレーでチームを引っ張りたいです」と残る試合の中でも成長したいと誓いました。

「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。(※バスケットLIVEはシステムメンテナンス等により、一部試合のライブ配信が行われない場合があります。)
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非会場、または配信にてご観戦ください。

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