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U18日清食品リーグ

最多34得点も「もっとプレーの幅を広げていきたい」
千葉経済大学附属 #4 角陽菜

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

10月7日(土)、「U18日清食品トップリーグ2023」第5週、第3試合は大阪薫英女学院(大阪府)、vs. 千葉経済大学附属(千葉県)が対戦。大阪薫英女学院は前週でインターハイ覇者の京都精華学園を破るなど連勝で波に乗っています。一方の千葉経済大学附属は前週では札幌山の手に対し、79-81と1ゴール差の惜しい敗戦、今週こそはU18日清食品トップリーグでの初勝利を挙げたいところです。

先行したのは大阪薫英女学院、#7松本莉緒奈選手(3年/175㎝)が2本の3ポイントシュートを決めるなど、高確率にシュートを決めていきます。付いていきたい千葉経済大学附属はエース#4角陽菜多選手(3年/178㎝)のシュートがゴールに嫌われるなど、得点が伸び悩み、6-17とリードを2桁に開かれたところでタイムアウト。その後、#4角選手のシュートが決まり出しますが、大阪薫英女学院も#5島袋椛選手(3年/175㎝)が3ポイントシュートなどを決め27-14とリードを奪いました。

2クォーターに入ると千葉経済大学附属がディフェンスからのファストブレイクで活路を見出そうとします。しかし、大阪薫英女学院は#5島袋選手、#7松本選手、#6木本桃子選手(3年/167㎝)らの得点で流れを渡しません。千葉経済大学附属の厳しいディフェンスに対しても、フロアバランスの良いオフェンスでパスを回し、効率よく3ポイントシュートを決め、52-33で前半を終えました。

U18日清食品トップリーグ レポート画像 後半に入り、千葉経済大学附属はこの試合34得点を挙げた#4角選手を中心に加点していきますが、#4木本桜子選手(3年/167㎝)がコントロールする大阪薫英女学院のオフェンスを抑えることができません。追い上げると決め返される展開が続き、53-76と20点の差が詰められないまま最終クォーターに。必死のディフェンスで反撃を試みる千葉経済大学附属は、#5坂口彩花(3年/168㎝)らがディフェンスから速攻を決めるなど最後まであきらめずに戦いましたが及ばず。大阪薫英女学院が100-71でU18日清食品トップリーグ3連勝を果たしました。

「大阪薫英女学院さんはシュート力が高いですね。前週で京都精華学園さんに勝つだけあり、やはり強いです」と千葉経済大学附属の池端直樹ヘッドコーチ。「局面、局面でいいところはあったのですが、リバウンドを獲得しきれずに、そこからのキックアウトやセカンドチャンスでやられてしまいました。うちのチームは小さいので、そうしたところは課題として取り組んできているのですが、全国のトップレベルではまだまだ通用しません」と振り返りました。

そうした全国トップクラスの試合の中で、両チーム最多の34得点を挙げた#4角選手は「昨年と比べて、インサイドだけではなく、ポップしてのミドルシュート、ジャンパーなど、プレーの幅を広げてきました。そうしたところは少しずつ通用してきています」と成長を実感しています。

U18日清食品トップリーグ レポート画像 U18日清食品トップリーグでの初勝利はお預けとなりましたが、「まずは自分がしっかりと攻めること。そしてそれができないときに、しっかりと周りを使うことや、チームメイトとの合わせなどを意識していきたいです。ディフェンスも含めチーム全員で戦えるように」と勝利へのポイントを挙げました。#4角選手自身は「今はまだできないのですが、3ポイントシュートや、ディフェンスを引き付けてからのドライブなど、もっとプレーの幅を広げていきたい」と更なる成長を目指しています。

「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。(※バスケットLIVEはシステムメンテナンス等により、一部試合のライブ配信が行われない場合があります。)
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非会場、または配信にてご観戦ください。

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