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U18日清食品リーグ

村上蘭菜と新倉沙菜「お互いの理解を深められる遠征」 鵠沼(神奈川県)

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品 関東ブロックリーグ2023
レポート

鵠沼(神奈川県)は「U18日清食品 関東ブロックリーグ2023」の第2戦となった日本航空(山梨県)との試合に85-89で破れました。第3クォーターまで20点近いビハインドを背負いながら、最終クォーターによく盛り返しましたが、その反撃も一歩及びませんでした。

キャプテンの村上蘭菜選手は「出だしからいつもどおりのディフェンスをやっていたらまた違った展開になっていたと思いますし、追い上げの時間帯に一番取られたくないところの得点をしっかり守ったり、自分たちが得点を取りに行きたいところで確実に取り切る選択ができていたら勝てた試合でした」と話します。

U18日清食品 関東ブロックリーグレポート画像 走力を生かした攻守が自慢の鵠沼は、神奈川では有数の強豪チーム。この試合の5日前には神奈川県秋季大会を制し、全国に先駆けて12月のウインターカップ出場を決めたばかりです。

それでも、チームが目指しているのは神奈川ナンバー1よりもさらに高い場所です。村上選手とともにチームを引っ張る新倉沙菜選手は、「神奈川で自分たちの武器だと思っていたものも、全国に出るチームでは普通のレベルかもしれません。自分たちの武器が本当に全国でも通用するのか。そして、通用しなかったらどんな練習をしなければいけないかということを学べる試合でした」と振り返りました。 鵠沼は「開催初年度となる「U18日清食品 関東ブロックリーグ2021」から3年連続で出場しており、村上選手と新倉選手は1年生からこの舞台に立ち続けてきました。

U18日清食品 東北ブロックリーグレポート画像

新倉選手は初年度を思い出して、「関東ブロック大会やインターハイなど『負けたら終わり』という大会ではプレータイムがなかったので、1年生からこのリーグ戦で県内とは違う『全国の壁』を体感できました」と話します。村上選手は「寮がない自分たちには、一緒に泊まってみんなでバスケの話をしたりして、お互いの理解を深められる遠征が増えるのがよいです」とこの大会がもたらすメリットを教えてくれました。

彼女たちにとっては3年目の今大会が最後のリーグ戦となります。「準備してきたことを試合にぶつけて、足りないものを見つけて、試合の中で修正して勝ち切るという感覚を残していきたいです」と、村上選手は力強く抱負を語りました。

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