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U18日清食品リーグ

北條勇吹「堅守速攻を貫き通せるように」 土浦日本大学(茨城県)

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品 関東ブロックリーグ2023
レポート

Bリーグでも活躍する選手を数多く輩出する土浦日本大学(茨城県)は、今も優れた選手を多数揃えています。それでも9月23日に行われた「U18日清食品 関東ブロックリーグ」の日本航空(山梨県)戦では、65-98と大敗を喫しました。 夏のインターハイを制した日本航空に対し、土浦日本大学は2月の関東新人で勝ち、6月の関東大会では敗れていて、今年の戦績は1勝1敗。敗れた6月も粘り強いディフェンスで日本航空の強力オフェンスを抑えており、自信を持ってこの試合に臨んでいました。ところが今回は199cmのゴール下の要、深澤桜太選手の欠場が響き、いつもの自分たちのプレーが出せない消化不良のまま試合を終えています。

U18日清食品 関東ブロックリーグレポート画像 佐藤豊文ヘッドコーチは「ポジショニングでルーズなところがあり、出だしで信じられないようなやられ方をして面食らった部分はありました」と振り返りますが、リーグ戦はまだ挽回するチャンスがあります。「これがトーナメントだったら終わりでした。今日こういうことがあって良かったと思います」と言葉を続け、この負けを今後の成長に向けた糧にすべく気持ちを切り替えていました。

キャプテンを務めるポイントガードの北條勇吹選手は「深澤がいないゴール下をみんなでカバーしようと意識を向けすぎてしまった結果、相手のガードの選手にやられてしまいました」と反省するとともに、「前回の対戦と比べると3ポイントシュートをしっかり打てていました。夏に比べるとみんなが3ポイントシュートを積極的に狙えるようになっているので、ここからもっと精度を上げていきたいです」と手応えも得ています。 厚みを増しているシューター陣を生かすためにも、北條選手は司令塔としてパスをテンポよくさばき、ボールムーブを活性化するゲームメークを重視しています。そして「うまくいかないと下を向いてしまう時間帯があります。そういう時は積極的に声をかけてチームを鼓舞しないといけない」とリーダーとしての決意をさらに強く持って、次の試合のコートに立とうとしています。

U18日清食品 関東ブロックリーグレポート画像

試合に負けた悔しさはありますが、北條選手はしっかりと前を向いています。「リーグ戦は続いでいくので、ここからしっかり勝ち続けていきたいです。自分たちのスタイルである堅守速攻、5人で守って攻めるバスケットボールを40分間貫き通せるように頑張りたいです」

「U18日清食品 関東ブロックリーグ2023」では、夏まで試合に絡んでいなかった選手の台頭があるなど、チーム力は着実に上がっています。勝ちも負けも成長の糧として、土浦日本大学は一歩ずつ前へと進んでいきます。

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