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U18日清食品リーグ

U18日清食品トップリーグ2023 後半戦 各チーム見どころ紹介

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
プレビュー

全国屈指の強豪・男女各8チームが、2か月半にわたる総当たり戦で頂点を競う「U18日清食品トップリーグ2023」。9月初旬から数々の熱戦が繰り広げられてきましたが、いよいよ残り2週となりました。11月11日(土)、12日(日)はオープンハウスアリーナ太田(群馬県)にて、11月18日(土)、19日(日)は国立代々木競技場 第二体育館(東京都)にて開催されます。11月11日(土)、12日(日)の会場での観戦は、事前のチケット申し込み(無料)を受け付けており、11月18日(土)、19日(日)の試合は有料チケットを販売中です。また、「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」(提供:ソフトバンク株式会社)でもライブ配信されます。日本中を“沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを、ぜひ会場または配信にてご観戦ください。

U18日清食品トップリーグ2023(男子) 出場チーム紹介

インターハイ後、新指揮官に就任した畠山俊樹コーチの下で、さらなるレベルアップを図っている仙台大学附属明成。畠山コーチはこのU18日清食品トップリーグ2023で、積極的に選手交代を行い、多くのプレーヤーにチャンスを与えてきました。3年生のウィリアムスショーン莉音選手、佐藤晴選手、村忠俊選手という3本柱のみならず、シュート力の高い2年生の瀧豊多選手や、スピードあふれるプレーでアシストを量産する1年生の小田嶌秋斗選手など、下級生も成長を遂げて存在感を放っています。残りの試合、一つでも勝ち星を得たいところです。

インターハイで3位に入り、U18日清食品トップリーグ2023も開幕前から優勝候補の一角と目されていた開志国際。その前評判どおり、ここまで危なげなく4連勝を飾っています。得点源となるのは平良宗龍選手とネブフィケルビンシェミリー選手、そしてFIBA U16アジア選手権大会2023を経てさらに成長した千保銀河選手の2年生トリオ。加えて今大会からスタメンに入った3年生のフリッシュニコラス聖選手も、チームを勢い付ける成長株です。インターハイの頃からさらに選手層も厚くなり、控え選手たちも流れを変える力を各々に持っています。ベンチの明るい雰囲気も含めて注目です。

U18日清食品トップリーグ2023には初出場ではあるものの、全国屈指の強豪チーム、北陸。これまで数々の優秀なガードを輩出してきましたが、今年もエースの木下遥陽選手、今大会からスタメン起用となった阪井翔選手という3年生ガードがチームを引っ張ります。また、和田拓磨選手やムトンボ カベヤ エノック選手、平澤友真選手といった2年生たちも成長中。インターハイは悔しい1回戦敗退に終わったものの、このリーグ戦では接戦を勝ち切って2勝を挙げ、チームの完成度も増してきていると言えるでしょう。ラスト1試合、白星をつかみ取れるか必見です。

U18日清食品トップリーグ2023の開幕直前に、大黒柱のボヌ ロードプリンス チノンソ選手がケガで長期離脱を強いられるアクシデントが発生。チームはここまで0勝6敗と苦しい戦いが続いていますが、ロードプリンス選手に代わってスタメンに抜てきされた片山ジャズィエル選手や、今大会から頭角を現した1年生スコアラーの檜垣奏太ら、それぞれが貴重な経験を積んで成長しています。全国屈指の1on1能力を持つ赤間賢人選手も、ポイントガードに挑戦することでプレーの幅を拡大。勝利に飢えた彼らは、これまでの悔しさをラストゲームに全力でぶつけることでしょう。

U18日清食品トップリーグ2023での中部大学第一は、シューターの清水祥敬選手らをケガで欠いたこともあり、開幕から苦しい4連敗。ただ、その間に常田健コーチは1、2年生を積極的に起用し、いろいろな組み合わせを試してチームの底上げを図ってきました。中でも高いシュート力とアシストセンスを持つ1年生の西村謙槙選手は、主軸の一人として頼もしく成長。また、2年生の前田凌侑選手、トゥレ サリウ選手も存在感を増し、3年生の佐渡樹也選手、外山颯紀選手も苦しい場面で下級生を引っ張る姿勢が光ります。残りの試合、秘めたポテンシャルを発揮できるか注目です。

インターハイで準優勝を飾り、U18日清食品トップリーグ2023は初出場ながら追われる立場として臨んだ東山は、他チームの挑戦を退けて開幕から4連勝を飾っています。3年生の佐藤友選手が体を張ってリバウンドや得点をコツコツ重ね、2年生の瀬川琉久選手と1年生の佐藤凪選手も巧みなテクニックで得点を量産。また、セカンドユニットの3年生、小泉広翔選手、十川虎之介選手、伊計叶貴選手は、ベンチから出て激しいディフェンスを仕掛け、試合の流れを変える働きを見せています。攻防で武器を持つ東山が、リーグ後半戦、優勝目指してどんな戦いを見せるか注目です。

U18日清食品トップリーグ連覇を目指す福岡第一。9月末、エースの崎濱秀斗選手がケガで戦線離脱するアクシデントに見舞われましたが、山口瑛司選手や世戸陸翔選手、小野結大選手といった3年生が自覚を強め、チームを引っ張っています。また、今大会でブレイクしたのがベンチに控える双子の1年生、宮本聡選手と耀選手。息の合った連係からアップテンポな展開に持ち込むことができ、試合のカギを握る存在です。開志国際には敗れたものの、それ以外の試合には勝利して現在5勝1敗。東山との最終戦も、ハイレベルな試合を制することができるか注目です。

インターハイ不出場ながら、U18日清食品トップリーグ2023ではここまで4勝2敗と好成績を収めている福岡大学附属大濠。敗れた2試合もそれぞれ5点差以内の接戦で、インターハイベスト4以上の上位校とも遜色ない実力を披露しています。主力には下級生が多いものの、湧川裕斗選手、高田将吾選手、渡邉伶音選手は2年生ながら安定感の光る頼もしい存在。また今大会、大きくリードする試合ではプレータイムをシェアしながら戦っており、控えの1年生たちも要所で良い働きを見せています。ラストゲーム、強敵・開志国際相手に金星なるか見逃せません。

U18日清食品トップリーグチーム紹介

U18日清食品トップリーグ2023(女子) 出場チーム紹介

インターハイで3位に入り、U18日清食品トップリーグ2023には初出場となった札幌山の手。ここまで1勝5敗と苦戦していますが、例年なかなかできなかった道外遠征で、得難い経験を積んでいます。ダブルエースの谷口憂花選手と大山瑚南菜選手、シューターの巻朋花選手、インサイドで体を張る栗林瞳選手と、3年生がチームをけん引。また、1年生ガードの高橋優希選手や、今大会からプレータイムを伸ばした2年生の鴨田梨央奈選手ら、下級生も勝利のカギを握ります。どこからでも点が取れる攻撃力を、最後の1試合でも惜しみなく披露するでしょう。

U18日清食品トップリーグ2023に初出場の東北女王・聖和学園は、ここまで1勝4敗。強敵相手に険しい戦いが続いていますが、試合の中で戦える時間帯は確かにあり、札幌山の手戦では接戦を勝ち切るなど、多くの収穫を得ています。中でも注目は、力強いプレーが光る内田理香選手と、しなやかなオールラウンダーの阿部友愛選手という2年生コンビ。ほぼ毎試合で20得点以上をマークするなど、オフェンスの要としてそれぞれ大きく成長しています。また、高瀬ゆのか選手や細川真緒選手ら、地道な働きでチームを支える3年生も大きなカギを握る存在です。

インターハイで過去最高成績に並ぶベスト8進出を果たし、U18日清食品トップリーグ2023には初出場となった千葉経済大学附属。ここまで苦しい6連敗となっているものの、さまざまな課題を見付けながらレベルアップを図っています。攻撃型ガードの坂口彩花選手、大黒柱として体を張る角陽菜多選手の2大エースだけでなく、2年生の牧野琉依選手も得点源の一人として存在感をアップ。また、同じく2年生のメンディー シアラ選手も10月から復帰を果たし、今まさに伸び盛りの選手です。ラスト1試合、何が何でも初勝利をつかみたいところでしょう。

ここまで4勝2敗の岐阜女子。インターハイで京都精華学園に延長戦で敗れ、このU18日清食品トップリーグ2023でも再び京都精華学園と延長戦を繰り広げるなど、全国優勝チームにも引けを取らない実力を誇ります。チームの持ち味は堅いディフェンス。オフェンスではエースの絈野夏海選手が、厳しいマークをかわして驚異的な高確率で3ポイントシュートを決めています。また、スピードを生かしたドライブからアシストを供給する2年生の林琴美選手、大きなケガから復帰しベンチ出場で流れを変える榎本麻那選手らも、勝利のカギを握る注目選手です。

U18日清食品トップリーグ2023で連覇を目指す桜花学園は、ここまで開幕から無傷の4連勝。大会期間中にチーム恒例の台湾遠征を実施するなど、タフなスケジュールの中で地力を付けています。ロースコアな展開に持ち込む持ち味の堅いディフェンスに加え、オフェンスでは司令塔の黒川心音選手を起点にそれぞれが満遍なく得点。3年生の田中こころ選手、福王伶奈選手のみならず、2年生の深津唯生選手や阿部心愛選手も積極性を持ち、思い切りのいいプレーでゴールを攻め立てます。残りの3試合も、どんな戦いぶりを見せるか目が離せません。

今年度のインターハイ覇者であり、このU18日清食品トップリーグ2023でも優勝候補に目される京都精華学園は、ここまで3勝1敗。近畿地区のライバル・大阪薫英女学院に接戦で敗れたものの、それ以外の試合は確実に白星を重ねています。堀内桜花選手、八木悠香選手、ディマロ ジェシカ選手と高校界屈指のタレントを擁し、中高一貫の強みを生かした連係プレーが持ち味。橋本芽依選手、桃井優選手の2年生コンビも得点やアシストなど要所で活躍し、バックアップメンバーの川地汐夏選手、林咲良選手も強気なプレーでチームを勢い付ける存在です。

強いリーダーシップを持つ双子の木本桜子選手&桃子選手を軸に、激しいディフェンスから自分たちのリズムに持ち込む大阪薫英女学院。今年は例年に比べて全体的にサイズがあり、島袋椛選手を中心としたインサイドの得点も大きな武器です。また、シューターの松本莉緒奈選手と1年生センターの三輪美良々選手も大きく成長し、バランスの取れた攻めを展開します。2年連続の出場となったこのU18日清食品トップリーグ2023では、開幕から破竹の5連勝。京都精華学園などにも土を付け、大きな自信を得た彼女たちの勢いは止まりません。

4年ぶりの出場となったインターハイでベスト8に入った精華女子は、初出場のU18日清食品トップリーグ2023で貴重な経験を積みながらここまで2勝2敗。精神的支柱となる谷千優選手と樋渡梨桜選手の3年生ガードコンビを軸に、堅いディフェンスや息の合った連係プレーを見せています。1年生のアンキデーレ タイウォ イダヤット選手はもちろん、清藤優衣選手や下川蒼乃選手、米森奈々心選手、中釜光来選手といった2年生たちも大きく成長して選手層も厚くなり、より多彩なオフェンスを展開できるようになりました。残りの試合もさらなる飛躍に期待です。

U18日清食品トップリーグチーム紹介

以上、U18日清食品トップリーグ2023を戦う中で、それぞれに大きく進化を遂げている男女強豪16チーム。栄えあるチャンピオンに輝くのはどのチームか、残りの2週もハイレベルな試合から目が離せません。日本中を “沸かす”U18世代国内最高峰の戦いを、ぜひ会場または配信にてご観戦ください。

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