• 日清食品
  • カップヌードル

U18日清食品リーグ

華やかさに貫禄をまとうU18世代屈指の司令塔
京都精華学園 #4 堀内桜花

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

11月11日に開催された「U18日清食品トップリーグ2023」第8週の女子2試合目で、京都精華学園(京都府)と精華女子(福岡県)が対戦しました。両チームは夏のインターハイ準々決勝でも対戦し、同大会では京都精華学園が勝利。精華女子としてはリベンジを誓う一戦となりました。

しかし、試合は前半から京都精華学園が圧倒。#4堀内桜花選手(3年/167cm)が試合をコントロールしながら、#5八木悠香選手(3年/178cm)と#15ディマロ ジェシカ選手(3年/188cm)を中心に得点を量産し、前半で60得点を記録しました(60-28)。

精華女子もアグレッシブなオールコートディフェンスと、29得点を挙げた#7清藤優衣選手(2年/171cm)を起点としたオフェンスで京都精華学園のリズムを断ち切りたいところでしたが、堀内選手、八木選手、ジェシカ選手の“3本柱”を止めることはできず。ベンチメンバーも積極的に起用しながら戦った京都精華学園が106-63で勝利しました。

U18日清食品トップリーグ レポート画像 得点面では37得点のジェシカ選手と25得点の八木選手に目がいきますが、彼女たちを操る堀内選手を見逃すわけにはいきません。この試合でも巧みなパスを繰り出しながらリズムを作り、前半だけで8本のアシストを記録。後半はチームメイトの戦いをベンチから見守るシーンが多かったものの、24分35秒の出場でトータル10アシストを稼ぎました。

そのほかのスタッツは2得点、4リバウンド、3スティールと控えめでしたが、「前の試合で留学生との合わせがあまり良くなかったので、特に今日はそこを意識してやっていました。パス以外のところも含めてやるようには意識していますが、トップリーグでは前の試合からの反省を次の試合で生かしていて、それで今日はパスを意識してやっていました」と、数字にも表れるこの試合の活躍が意図的なものだったと明かします。

中学時代から華やかなプレーで見る者を魅了してきた堀内選手ですが、高校ラストイヤーを迎えた今年度は、その華やかさに自身の考えをコート上で反映するだけの実力と貫禄をまとい、女子U18世代屈指の司令塔へと成長しています。

U18日清食品トップリーグ レポート画像 前述したように、点差が離れた後半はベンチに座る時間が長かったですが、「来年の1月からは新人戦が始まっていくので、そのために下級生は今から経験を積んでいかなければいけないです。だから、ベンチでもタイムアウト中などに声掛けをしていますし、それによって自分も成長できる部分があると思っています」と、下級生に気を配りながら、自身も違った角度からの成長を目指しています。

普段は和やかな雰囲気で笑顔を見せながら取材に対応し、仲良さげにチームメイトの輪の中に溶け込んでいく堀内選手ですが、いざコートに立つと人が変わったかのようにキリッとした表情でチームをコントロールする──そのギャップが彼女の最大の魅力なのかもしれません。

これで京都精華学園はトップリーグ4勝1敗。残すは明日の聖和学園(宮城県)、そして最終日の桜花学園(愛知県)との2試合になります。混戦を勝ち抜き、昨年逃したU18日清食品トップリーグ制覇を成し遂げることができるか。そのカギは堀内選手が握っています。

「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非会場、または配信にてご観戦ください。

フォトギャラリー

U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー

この記事をシェアする

U18日清食品リーグ2023 大会レポート一覧へ戻る