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U18日清食品リーグ

「“3本柱”で悪い流れを断ち切れるように」
仙台大学附属明成 #6 村忠俊

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

11月19日、「U18日清食品トップリーグ2023」が国立代々木競技場 第二体育館でいよいよ最終日を迎えました。第1試合は仙台大学附属明成(宮城県)vs.北陸の一戦。ここまで同じ2勝4敗のチーム同士、何としても勝っておきたいゲームとなりました。

第1クォーター、先手を奪ったのは仙台大学附属明成です。#6村忠俊選手(3年/180cm)のシュートで先制点を挙げると、その後も激しいディフェンスやルーズボール争いで流れを奪い、村選手や#7佐藤晴選手(3年/188cm)がオフェンスを引っ張って21-10と北陸を圧倒します。第2クォーターに入っても、仙台大学附属明成は1年生#4小田嶌秋斗選手(1年/163cm)の鋭いドライブなどで流れを渡しません。一方の北陸は相手のタフにディフェンスに対して苦しいオフェンスが続き、得点が伸び悩みます。

U18日清食品トップリーグ レポート画像

後半に入り、アップテンポな展開から3ポイント攻勢を仕掛けた北陸に多少追い上げられたものの、仙台大学附属明成の15点リードで入った第4クォーターも#8ウィリアムス ショーン莉音選手(3年/198cm)らがしっかりリバウンドを抑え、優位に立ち続けます。そのまま試合終了となり、最終スコアは73-56。仙台大学附属明成が会心の勝利で今大会を締めくくりました。

失点を50点台に抑え、相手のミスを誘うアグレッシブなディフェンスが光った仙台大学附属明成。畠山コーチも「ディフェンスの強度を上げて、相手に“脅威”と思わせようと。相手が『ちょっと違うな』と思ってくれれば、シュートにズレが生まれて精度も落ちてきます。まだまだローテーションなどに問題はありますけれど、少しずつ自分たちで良くしていけているかなと思います」と手応えを語っていました。

また、オフェンスでは石岡青選手(2年/173cm)や檜森琉壱選手(1年/184cm)ら、控えの下級生も要所で積極的な姿勢を見せ、チームを盛り上げました。これにはスタメンの村選手も「控えの下級生もリーグ戦を通して自信を付けていて、逃げずに自分からリングに向かってくれているので、チームの底上げにつながっていると思います」と大いに助けられている様子。畠山コーチは今大会、頻繁な選手交代で多くの選手たちにチャンスを与えながら戦ってきましたが、特に経験の浅かったメンバーが大きく成長を遂げているようです。

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ただ、下級生が伸び盛りとはいえ、チームの核とならなければいけない選手はやはり3年生です。村選手は「(ウィリアムス)ショーンと(佐藤)晴と僕が、3本柱としてチームの中心となって、流れが悪い時間帯を早く断ち切れるように、引っ張っていかなければいけないと思っています」と強い意気込みを口にしていました。そんな彼らに対し、畠山コーチも「3本柱は、際立ったエースというわけではありません。でも背中でみんなを引っ張ってほしい。自分たちで、自分たちのバスケットを作っていくんだという姿を見せてほしいです」と大いに期待を寄せています。

「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非配信にてご観戦ください。

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