• 日清食品
  • カップヌードル

U18日清食品リーグ

「自分のやるべきこと、役割を徹底する」
藤枝明誠 #33 斎藤佑真

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品トップリーグ2023
レポート

「U18日清食品トップリーグ2023」、国立代々木競技場第二体育館で迎えた最終週、2日目の第2試合は、中部大学第一(愛知県)と藤枝明誠(静岡県)が顔を合わせました。ともにU18日清食品トップリーグ2023ではここまで勝ち星を挙げることができていません。この最終戦で何としても1勝を記したい両チームの対戦は、激しいぶつかり合いが予想されました。

 試合は、藤枝明誠が#33斎藤佑真選手(3年/172㎝)のレイアップで先制。続いて#99ボヌ・ロードプリンス・チノンソ選手(2年/205㎝)のゴール下が決まると、#21大塚絢心選手(3年/178㎝)のスリーポイントシュートとツーポイントシュートが立て続けに決まり、9‐0と幸先いいスタートを切ります。ロードプリンス選手はケガのため長らく戦列を離れていましたが、この試合から復帰。ブランクを感じさせない躍動感あふれるプレーを見せ、チームに活気を与えました。藤枝明誠はその後も#19野津洸創選手(1年/190㎝)、大塚選手、齊藤選手による連続得点で15‐0とリードを広げます。中部大学第一がようやく初得点を挙げたのは試合開始から約5分、#15ムアンバ・ジョナサン選手(1年/205㎝)のゴール下。結局、第1クォーターは34‐6と思わぬ大差がつきました。

U18日清食品トップリーグ レポート画像

第2クォーターに入るとディフェンスを固めた中部大学第一が互角の展開に持ち込み、#4前田凌侑選手(2年/192㎝)、#8トゥレ・サリウ選手(2年/206㎝)らの得点面での奮闘もあり、両チームの攻防が激しくぶつかり合う見応えのある展開となりました。しかし、引き続き高い緊張感で対峙する藤枝明誠は第1クォーターでつけた点差を維持し、前半を終えて50‐17と優位を保ち折り返します。

後半、最初の得点は藤枝明誠・齊藤選手のミドルシュート。さらに大塚選手のスリーポイントシュートも決まり、前半の勢いそのまま藤枝明誠がジワリとリードを広げます。下級生チームで果敢に挑む中部大学第一ですが、大きな波に乗った藤枝明誠の勢いを止めることは難しく、結局、100‐36で藤枝明誠が勝利を収めました。

この試合、前後半とも最初の得点を挙げ、チームを勢い付けたのが藤枝明誠の斎藤選手でした。今リーグ、アシストやスティールの個人ランキングで上位につける斎藤選手ですが、今回は得点面でもチームを力強く引っ張り、ロードプリンス選手の19得点、赤間選手の18得点に次ぐ、チーム3番目となる14得点を記録。「スタッツはあまり気にしていません。

U18日清食品トップリーグ レポート画像

今リーグ、大黒柱のプリンス選手が不在の6試合を苦しみながら戦ってきた藤枝明誠ですが、だからこそ見られた成長もありました。「プリンスがいない中で、彼以外のリバウンドであったり、ディフェンスの強度であったりを上げることができたと思います。プリンスが復帰した最後の試合でもその強度のまま繋げることができました。今日はいいリズムを作ることができ、自分たちらしいバスケットができたと思います」。苦しんだ末に、最後につかんだ貴重な1勝を慈しむように、チームの成長、自身の成長を実感し、斎藤選手は晴れやかな笑顔で語りました。

「U18日清食品トップリーグ2023」は「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信中です。
また、スポーツナビでも一部試合を配信しております。日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを是非配信にてご観戦ください。

フォトギャラリー

U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー
U18日清食品トップリーグ フォトギャラリー

この記事をシェアする

U18日清食品リーグ2023 大会レポート一覧へ戻る