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U18日清食品リーグ

福田優「自分で自分を盛り上げて、やるべきことを徹底」 県立徳山商工(山口県)

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品 中国ブロックリーグ2023
レポート

9月17日、県立徳山商工(山口県)は「U18日清食品 中国ブロックリーグ2023」の初戦で県立広島皆実(広島県)と対戦しました。結果的に69-84で敗れましたが、20点差を付けられた前半から一転、第3クォーターは20-16、第4クォーターは29-28と押し返しています。 前半と後半でパフォーマンスを大きく変えたのが、ポイントガードの福田優選手です。前半は相手のプレッシャーディフェンスに手を焼きましたが、後半に入るとフィジカルで押しのけて突破するようになり、そこで数的優位を作ってスピーディーなオフェンスを作り出しました。

U18日清食品 中国ブロックリーグレポート画像 福田選手はハーフタイムに「このまま切り替えられず、こんなプレーを続けていたら絶対に後悔する!」と自分を奮い立たせたそうです。「私がテンションを下げてしまえば、後輩にも伝わってしまいます。どんなに失敗しても戦うのをやめちゃダメだ、うまくいかなくても自分で自分を盛り上げて、やるべきことを徹底しようと切り替えました」 福田選手の変化について、中村浩正ヘッドコーチは「私が何かアドバイスしたから変わったのではありません。自分でこうやらないといけない、と考えて変わってくれました」と高く評価しています。

前半、中村ヘッドコーチからは厳しい声も飛びましたが、「練習なんかでは『5人抜いてみろ』なんて言うんですよ。それぐらいやりきってほしい選手なんです」と中村ヘッドコーチは信頼を語ります。 後半の追い上げを主導したのは、福田選手が繰り出すスピードに乗った攻めと、彼女自身の思い切りの良いアタックで、特に3ポイントシュートは6本成功と絶好調。「朝練の一番最初に10分間3ポイントシュートを打ち続けるのを毎日絶対やっています。その時に実戦をイメージして打つようになったことで最近は自信を持って打てるようになりました」

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福田選手はもともとフォワードでしたが、去年の「U18日清食品 中国ブロックリーグ2022」からポイントガードとしてプレーするようになりました。あれから1年、「U18日清食品 中国ブロックリーグ2023」ではヘッドコーチからもチームメートからも信頼される司令塔になりましたが、本人は「今でもガードとして考えてプレーするのは大変です」と照れ笑い。目指すところはまだまだ上のようです。



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