• 日清食品
  • カップヌードル

U18日清食品リーグ

U18日清食品 東北ブロックリーグ2023 女子 大会レポート 全員でリバウンドを取って全員で走って勝ち取ったタイトル 福島東稜(福島県)

U18日清食品リーグ2023 大会レポート
U18日清食品 東北ブロックリーグ2023
レポート

「U18日清食品 東北ブロックリーグ2023」女子には6チームが参加し、9月16日からの3日間で1回戦総当たりのリーグ戦が行われました。 優勝したのは福島東稜(福島県)でした。大会2日目を終えて、福島東稜と県立秋田中央(秋田県)が3勝1敗で並んでいました。最終日の第1試合で、県立秋田中央が柴田学園大学附属柴田学園(青森県)を相手に敗れます。第2試合では仙台大学附属明成(宮城県)が盛岡白百合学園(岩手県)に勝って3勝2敗に。福島東稜は勝てば文句なしの優勝という状況で最終戦を迎え、プレッシャーのかかる試合で苦戦したものの、後半に突き放して77-59の勝利を収めています。

U18日清食品 関東ブロックリーグレポート画像 星希望ヘッドコーチは「シンプルにあと1勝でタイトルが取れるということで選手たちのモチベーションは高かったですし、普段から努力していることが優勝という形になるのは一番うれしいです。これを自信にしていきたい」と優勝を喜びます。 「U18日清食品 東北ブロックリーグ2023」は3日間の集中開催となりましたが、大会を迎えるにあたり選手から「リバウンドから走る展開を自分たちの強みとして発揮したい」との意見が出て、それをやりきることを意識しました。星ヘッドコーチは「まだミスもありますが、中と外でバランスよく得点できたオフェンスは本当に良かったと思います」と手応えを語ります。

ゲームキャプテンの柴田美奈選手はタイトル獲得に「うれしいです!」と満面の笑み。「自分たちは高さもあるし走れるのが強み。全員でリバウンドを取って全員で走ることが今回のテーマでした」と語り、「手応えはすごくあります。強気でいけます」とかなり自信を付けた様子でした。 福島東稜は男子バスケ部も「U18日清食品 東北ブロックリーグ2023」を制し、男子と女子で優勝を勝ち取りました。柴田選手は言います。「ウチは男子と女子も仲が良くて、どちらも優勝を狙っていたのでよかったです。ここで得た自信を次につなげていきたいです」

U18日清食品 関東ブロックリーグレポート画像

県立秋田中央は夏のインターハイ終了後に3年生の多くが引退し、残った3年生が下級生を引っ張る形で「U18日清食品 東北ブロックリーグ2023」を戦いました。実戦経験の少ない下級生が東北各県の強豪チームと公式戦で渡り合うのは、厳しいですが良い経験です。3勝2敗と勝ち越しての2位は大健闘。タイトル獲得のチャンスは逃しましたが、新チームがいち早く経験を積めたことで、今後への期待がふくらむ大会でした。

公益財団法人日本バスケットボール協会は、2021年度に「U18日清食品 関東ブロックリーグ」を新設し、2022年度に「U18日清食品 トップリーグ」を新設するとともに、「U18日清食品ブロックリーグ」を関東、東海、中国、四国の4つへと拡大しました。2023年度は東北、北信越、近畿を増設して全国7ブロックでの開催に。今後も「U18日清食品ブロックリーグ」は、トーナメント形式の大会とは異なる一定の試合数が確保された中で競技に取り組み、これまでとは異なる習慣を身につけ、試合に臨む準備を反復できる仕組みを構築することで、さらなる競技力の向上を目指していきます。

U18日清食品 東北ブロックリーグ2023 女子 順位表
1位 4勝1敗 福島東稜(福島県)
2位 3勝2敗 県立秋田中央(秋田県)
3位 3勝2敗 仙台大学附属明成(宮城県)
4位 2勝3敗 柴田学園大学附属柴田学園(青森県)
5位 2勝3敗 県立山形中央(山形県)
6位 1勝4敗 盛岡白百合学園(岩手県)

この記事をシェアする

U18日清食品リーグ2023 大会レポート一覧へ戻る