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U18日清食品リーグ

今村瞬太「ここは自分がやらなきゃいけない」 東福岡(福岡県)

レポート
U18日清食品ブロックリーグ2025 グループH

福岡大学附属大濠(福岡県)と福岡第一(福岡県)を擁する福岡県は、全国でも屈指のバスケ強豪県です。この両チームが「U18日清食品トップリーグ2025」に、そして「U18日清食品ブロックリーグ2025」には県立宗像(福岡県)、東福岡(福岡県)が出場します。

東福岡は8月23日、HAPPINESS ARENAでの開幕戦で県立宮崎工業(宮崎県)と対戦し、55-73で敗れました。どちらもサイズがあるわけではなく、堅守から速攻に転じ、3ポイントシュートで流れをつかみたいチーム。東福岡はよくまとまったチームディフェンスを見せるものの、攻めに転じた際に積極性を出せず、3ポイントシュートのチャンスもなかなか作り出せません。

県立宮崎工業は2年生の永友海翔選手が思い切ったドライブで東福岡のディフェンスを強引にこじ開けにいき、ディフェンスの注意を中に引き付けてからのアシストで味方の3ポイントシュートに繋ぎ、リードを奪います。東福岡はチームワークで対抗してはいるものの、相手の永友選手のように『個の力』による打開がなく、悪い流れを断ち切れないまま時間が過ぎていきました。

前半を終えて25-37と2桁のビハインド。それでもここから、今村瞬太選手が前半にはなかったペイントエリアへの強気なドライブから得点を重ねるようになります。この今村選手の積極性はチームメートにも伝わり、リバウンドやルーズボールへの強度が上がったことで東福岡が試合の流れを呼び込みました。

今村選手は本来は外からのシュートが持ち味の選手ですが、そのコンフォートゾーンから抜け出すことでチームに良い変化のきっかけをもたらしました。「シュートタッチが良くなかったのでペイントアタックに切り替えて、そこからの仲間へのキックアウトを意識しました。去年からコーチに『点を取れ』と言われているので、ここは自分がやらなきゃいけないという意識でした」

前半からこの積極性が出せていればさらに良かったのですが、本来3ポイントシュートでリズムに乗るタイプの今村選手は「そこはちょっと難しかったですね」と振り返ります。また、点差を縮めた終盤に3ポイントシュートを決められなかったことにも「もっと練習します」と反省しきり。勝負どころで3ポイントシュートを決めて波に乗れれば、勝つこともできた試合展開でした。この悔しさは今後のリーグ戦で晴らすつもりです。

悔しい敗戦ではありますが、劣勢を押し返す時間帯を作ることはできました。今村選手も「もっと戦えたと自分たちも思っています」と、良い部分を次に繋げようとしています。この先のリーグ戦を見据えて、今村選手はこう語りました。「コンスタントに得点できていませんが、まずは守りから。良いディフェンスで相手の勢いを止めて、ブレイクを出したりそこからのキックアウトで3ポイントシュートという戦い方をしていきたいです」

県の地区大会から福岡大学附属大濠や福岡第一と競い合う東福岡は『全国レベル』を知っています。それでも、このリーグ戦でスタイルの異なる様々なチームと対戦する中で、それとはまた違った収穫が得られるはずです。翌日の瓊浦(長崎県)戦でも今村選手は思い切って放つ3ポイントシュートを何本も決め、敗れた試合ではありましたがチームを勢いに乗せるべく全力プレーを貫きました。

今村選手は「やっぱり一つでも多く勝ちたいです」と強い意気込みを語ります。「全国大会に出たチームと実際に対戦する中で、相手の良いものを見て、奪って、実際にやってみるつもりです。それが自分たちにとっては大濠や第一と戦うための技術になると思っています」

「U18日清食品ブロックリーグ2025」 会場での観戦情報

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