3月15日(日)、東洋大学赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナ(東京都北区)で、初開催となる「U18日清食品トップリーグ2026入替戦」の2日目が行われました。
男子の第1試合、Aコートで顔を合わせたのは柳ヶ浦(大分県)と美濃加茂(岐阜県)です。柳ヶ浦は「U18日清食品ブロックリーグ2025」Gグループで全勝優勝を果たし、今大会の出場権を獲得。昨日14日(土)の1回戦では強敵・開志国際(新潟県)相手に大きな勝ち星を挙げました。対する美濃加茂は、「U18日清食品トップリーグ」に2024、2025と2年連続の出場。昨冬の全国大会は逃しましたが、その分、新チームに早く移行してじっくりチームを作ってきました。スタメンに1年生が3人入る若いチームだけに、何としても3年連続のU18日清食品トップリーグ出場権を手に得ようと決戦に臨みました。
試合開始とともに、まず先手を打ったのは柳ヶ浦でした。#34ファデラ ママドゥ選手(2年/207cm)の3ポイントシュートや豪快なダンクシュートで、開始わずか3分には10-0と相手を圧倒します。美濃加茂も#5藤田晴也選手(2年/175cm)や#15片山多津美選手(1年/185cm)の得点で追い上げますが、柳ヶ浦は5点差で入った第2クォーターにさらにリードを拡大。#15 久木原 ケリー健志選手(2年/185cm)が強気に攻めてフリースローを勝ち取り、キャプテン#14古閑蓮選手(2年/186cm)も3ポイントシュートを撃ち抜きます。
43-31と柳ヶ浦リードで前半を折り返すと、その後も柳ヶ浦は#88 鳥瀬青選手(1年/165cm)の3ポイントシュートなどでリードを広げ、第3クォーター残り3分には20点差を付けました。キャプテン#4川﨑夏樹選手(178cm/2年)の得点などで追いすがる美濃加茂を振り切り、柳ヶ浦が86-64で勝利。見事、「U18日清食品トップリーグ2026」への初参戦を決めました。
柳ヶ浦の中村誠コーチは「本当に大きなチャレンジだと思っていました。選手たちをぜひ最高峰の舞台で戦わせてあげたいと思っていたので、本当にうれしいです」と喜びのコメント。特に、絶対的エースのママドゥ選手について「彼の将来のことを考えても、自分たちより強い相手と7試合できるのは成長につながる最高のチャンス」と大きな期待を寄せていました。
ママドゥ選手は、同世代トップクラスのオールラウンダー。207cmの長身と長いウイングスパンを生かしたインサイドプレーのみならず、3ポイントシュートやボールハンドリングにも長けています。昨日の開志国際戦では3ポイントシュート5本を含む34得点、今日の美濃加茂戦でも23分間の出場で17得点、12リバウンドを記録しました。現在、約1か月にわたるラマダーン(断食)期間中で、万全なコンディションではないというから驚きです。
中村コーチは彼のことを「真面目な性格で、頭がいい。自分が何をすべきかよく分かっているので、すごいと思います。僕もこの3年間でしっかり彼を育てたいですし、卒業後もいい指導者に出会って、本気でNBAを目指してほしい。そのチャンスはあると思います」と絶賛します。
そんなママドゥ選手も、コートを離れれば、はにかんだ笑顔を見せる一人の高校生。チームメイトからは「かわいいところがある」と評されています。試合後、日本語でのインタビューに大いに照れながらも応じてくれたママドゥ選手は、「日本語は難しいです。でも日本語のテストに向けて、毎日勉強しています」とコメント。1学年上のボディアン・ブーバカー・ベノイット選手(現・日本経済大)が流暢に日本語を使いこなす姿を見て、「彼は日本人です!」と驚き、大きな刺激を受けて勉強を頑張ろうと思ったそうです。ベノイット選手とは昨夜も電話で話し、「リバウンド、3ポイント、オフェンス、リバウンドを全部頑張れ」と熱いエールを受け取ったと言います。
憧れている選手は、ヤニス・アデトクンボ(バックス)。「NBAのワークアウトをよく見ます」と、動画を見て研究を重ねたというスキルフルなプレーは、努力の賜物です。中村コーチのことを「お父さんのような人」、チームメイトのことを「いい友達」と表現する彼が、信頼する仲間とともに「U18日清食品トップリーグ2026」でどんな進化を遂げるのか。今から期待に胸が膨らみます。
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「U18日清食品トップリーグ2026」への出場権を懸けた本大会、熱気あふれる会場の模様をより多くの皆様にお届けできるよう、「U18日清食品リーグ公式YouTube」 と 「バスケットLIVE」 での全試合LIVE配信、「ABEMA」でも一部試合の生中継と全試合のハイライト配信がございます。
会場や視聴での観戦を通じて、沸騰必至の入替戦にご注目ください。
「U18日清食品トップリーグ2026入替戦」 放送・配信情報
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