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U18日清食品リーグ

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習志野高校吹奏楽部、圧巻の演奏で会場を盛り上げる「自分たちの熱量をみんなに届ける思いで」
U18日清食品ブロックリーグ参入戦(後編)

2026年3月15日に行われた、習志野市立習志野と拓殖大学紅陵による「U18日清食品ブロックリーグ2026」への千葉県代表を懸けた「U18日清食品ブロックリーグ参入戦」で、会場を盛り上げたのが習志野市立習志野高校の吹奏楽部です。

市立習志野高校吹奏楽部と言えば、全日本吹奏楽コンクールや全日本マーチングコンテストで多くの金賞を受賞してきた実力校です。また、千葉ロッテマリーンズの試合での国歌演奏、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックTEAM JAPAN壮行会での演奏、東京スカパラダイスオーケストラとのコラボなど、その活動を校外にも広げています。

この日は、10時のティップオフを前に9時30分から歓迎演奏が行われました。歓迎演奏では吹奏楽の人気曲『エル・クンバンチェロ』だけでなくJ-popも演奏して会場に熱気を作り出します。ハーフタイムショーでも映画『THE FIRST SLAM DUNK』の『第ゼロ感』を演奏して雰囲気を盛り上げました。

「先輩たちが繋いでくれた長年の伝統の上にあるのが、今の市立習志野高校吹奏楽部です」と語るのは、メインの指揮を務めた鈴木悠斗さんです。「コンクールだけではなく大好きなスポーツ応援やマーチングもできるから」という理由で市立習志野に進学した鈴木さんは、歓迎演奏の際は指揮を務め、ハーフタイムショーではスーザフォンという楽器を演奏していました。このスーザフォンはスポーツの応援やマーチングに特化した、言わば「マーチング用チューバ」です。

吹奏楽部は2学年で部員数130名ほどの大所帯。この日は朝8時に集合して、応援に備えてリハーサルを行いました。吹奏楽部の和田尚子顧問は「基本的に応援が好きな子たちが多いです」と言います。「バスケの会場には行く機会が少ないので、バスケの応援ができるとなって生徒たちは大喜びでした。今日はいつもの応援の時よりも気合が入ってます」と笑顔で語ります。

市立習志野高校吹奏楽部の応援は『美爆音』の名で知られ、日本トップクラスの実力を持ちますが、入部テストはなく「入りたいと思えば、誰でも入れます」という部活です。「中学校までサッカーなど運動部だった生徒もいて、全くの初心者で吹奏楽を始める生徒もいます。私たちは日々コンクールにも力を入れていますが、その合間にある応援をモチベーションとして頑張っている生徒が多いです」

先に触れたように運動部の応援だけでなく、千葉ロッテや東京スカパラダイスオーケストラとのコラボなど、吹奏楽部の活動は多岐に渡ります。鈴木さんは学校外での活動について「楽しいのが一番です」と言います。「普段は吹奏楽やコンクール、マーチングという固定した概念ですが、今回のようにバスケ部の応援に誘われたり、それこそスカパラと一緒に演奏する時のように、いつもと違った分野で活躍できるのが楽しいですし、やり甲斐もあります」

そして、スポーツと吹奏楽部の融合に関して「今日も観客の方たちが手拍子をしてくれたり、ハーフタイムショーでは後ろの方で踊ってくれている方もいて、コンクールとは違ってお客さんと一緒に楽しめる環境がすごく良いなと思います」と言うと、スーザフォンを演奏している鈴木さんならではの思いを続けました。「私はコンクールも応援も譲れないぐらいどっちも好きですが、応援ではバシバシ吹けるところが気に入っています。この楽器はコンクールだとメロディーを支える伴奏系の役目が多いですが、こういう応援系だと結構吹けるので楽しいです」

そして、応援の際には「私たち演奏者は、自分たちの持っている熱量をみんなに届ける思いでやっています。選手を盛り上げたり、やる気を出させるイメージで毎回演奏しています」と言うと、鈴木さんは応援での達成感についてこう続けました。「演奏が始まった途端に得点が入ったり、勢いが出たり、流れをつかめたりすると、応援演奏をやって良かったなと感じます」

習志野高校吹奏楽部の一員として、鈴木さんは目標をこう語ります。「聴いてくれている方々は、私たちに対して『こういう演奏をしてくれるんだろうな』という期待があると思います。私たちはその期待を超えるぐらいの演奏をしないとお客さんに『すごい!』と思われないので、期待を超えることを目指して演奏しています」

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