初の岐阜県開催となる9月28日・29日の
「U18日清食品トップリーグ」は美濃加茂&岐阜女子に注目!
日本中を“沸かす”U18世代国内最高峰リーグ、「U18日清食品トップリーグ2024」。今週末の9月28日(土)、29日(日)は、下呂交流会館アクティブ温アリーナ(岐阜県下呂市)を舞台に男子4試合、女子5試合が行われます。岐阜県下呂市での開催は大会史上初めて。夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)でそれぞれ準優勝だった美濃加茂、岐阜女子といった地元の岐阜県勢の活躍に、大いに期待したいところです。観戦チケットは、28日分の一般入場券が予定枚数に達したため、28日の車いす席と29日のチケット申し込みを受付中。また、試合の模様は「U18日清食品リーグ公式YouTube」 および 「バスケットLIVE (提供:ソフトバンク株式会社) 」 でも配信されます。選手たちの熱い戦いを会場、もしくは配信でぜひご覧ください。
男子は地元・美濃加茂に藤枝明誠や八王子学園八王子が挑む
地元の美濃加茂は、28日に藤枝明誠(静岡県)と、翌29日に八王子学園八王子(東京都)と対戦します。藤枝明誠とは東海ブロック大会の決勝でも対戦しており、そのときは前半から激しいオールコートプレスを仕掛けた美濃加茂が111-73で圧勝しました。ただ、藤枝明誠も同じ轍は踏むまいとリベンジを狙っています。下級生主体ですがその分成長は著しく、#5 野津洸創選手(2年/190cm)や#13 渡邊聖選手(1年/179cm)はチームを引っ張る存在へと進化中です。また、大黒柱の#15 ボヌ ロードプリンス チノンソ選手(3年/205cm)が開幕からここまでの3試合をケガで欠場しており、出場についても気になるところです。
その翌日に美濃加茂が対戦する八王子学園八王子は、前の週にインターハイ王者の東山(京都府)に1点差で競り勝ち、今まさに勢いに乗っているチームです。エースの#12 十返翔里選手(3年/192cm)は「FIBA U18アジアカップ2024」に出場して貴重な経験を積み、#7 平原侑真選手(3年/185cm)らも十返選手が不在の中で開志国際(新潟県)を下すなどして自信を付けました。インサイドでは、美濃加茂・#6 エブナ フェイバー選手(3年/203cm)と、八王子学園八王子の#8 ンジャイ パプ ンデリ セク選手(2年/206cm)や#0 ニャン セハ セダト選手(1年/203cm)が激しく火花を散らしそうです。
また、注目カードという点では、その八王子学園八王子が初日に戦う福岡第一との一戦も見逃せません。福岡第一は双子の#33 宮本聡選手(2年/168cm)# 耀選手(2年/168cm)やキャプテンの#77 八田滉仁選手(3年/178cm)を軸にインターハイで3位に入賞した、言わずと知れた強豪チーム。しかし今大会はまだ福岡大学附属大濠(福岡県)との1試合しか戦っておらず、勝ち星はありません。ここからリズムに乗るためにも、この八王子学園八王子戦は何としても勝利したいところ。両チームともにリバウンドからブレイクに走る素早いトランジションゲームを得意としており、目まぐるしいスピーディーな展開が会場を沸かせそうです。
女子は5試合中2試合がインターハイのリベンジマッチ
地元の岐阜女子は、28日に東海大学付属福岡(福岡県)と、29日に昭和学院(千葉県)と対戦。つまりはインターハイ3位の強敵相手に、非常にタフな連戦となります。特に東海大学付属福岡とはインターハイの準決勝で対戦し、試合終盤に何とか逆転するという苦しい展開でした。岐阜女子も東海大学付属福岡も、主力に2年生が多く、下級生の爆発力も勝敗の大きなカギを握りそうです。なお、東海大学付属福岡は夏の雪辱を狙うだけでなく、今大会初の白星も懸かっています。インターハイ岐阜女子戦、終盤に無念の退場となった司令塔の#12根間芙奈選手(2年/155cm)を筆頭に、なりふり構わず向かってくるでしょう。
また、もう一つ注目カードに挙げたいのが東海大学付属福岡と慶誠(熊本県)の対戦。こちらはインターハイ準々決勝の再戦で、そのときは東海大学付属福岡が慶誠を66-58で下しています。リベンジを狙う慶誠は先週、大阪薫英女学院(大阪府)相手に66-62で逆転勝利するなど、勢いに乗っているチームです。岸希選手(3年/161cm)とロー ジョバ選手(3年/187cm)の安定感ある3年生ホットラインのみならず、2年生オールラウンダーの陽本麻生選手(2年/170cm)らも積極性を増しており、学年関係なく強い意気込みを胸に雪辱を狙います。
地元勢を中心に、男女それぞれ見逃せない注目のカードが盛りだくさんの2日間。会場での観戦、または「U18日清食品リーグ公式YouTube」 および 「バスケットLIVE」 の配信をぜひチェックしてください。
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